道の駅「宇陀路室生」で火の鳥、室生大野寺の摩崖仏、そして「長谷寺と奥の院瀧蔵神社」へ。その2

2024-08-28 00:40:28 | 神社仏閣など
 
境内地図と「仁王門」(国宝/長谷寺の総門/楼門/文化遺産オンラインより

時系列は前後しますが、
ぐるり周った後、長谷寺(真言宗豊山派総本山)で御朱印をいただいた時に教えられました。
8/25放送の「光る君へ」紀行で「長谷寺」が放送されますと…
まったく知らなかったのですが、今回訪れたのは全く偶然とはいえ、
何かしらご縁を感じて嬉しかったです。
いただいたのは「切絵の御朱印/二本杉と玉鬘」。
  
各種イベントは目白押しの様子…
手元にある長谷寺拝観料同時配布のパンフレットの「境内地図」より

(帰宅後、記入したものですが右上の方に「瀧蔵神社」、今回はココも行きます。)

過去に一度訪れたことがあるとはいえ、ほぼ記憶になく、階段がいっぱい!あった程度。
恥ずかしいことですが、今回お参りさせてもらったことで今回は予習、
次回からはもう少しあちこち見て回れるかなぁと思った次第です。
「花のお寺」と言われるように四季折々楽しみなところだし、
昭和に造られた五重塔は、奇しくもワタシと同い年(笑)。これもまたご縁かも。
前段はこれくらいにして、階段【登廊(ノボリロウ)】(重要文化財)参りましょうか~~
  
撮影スポットでは≪蓮鉢≫が並ぶ、もう少し時期が早かったら…
≪天狗杉≫も見上げましたがスマホには収納しきれません。
同じ場所で、だぁれもいないタイミングで、下を見てみる…
さぁあともう一息…
 
ご覧の通り、ゆるやかな坂道のような感じ、蹴上が低くてとても上りやすい。
所々に「花の見処」があったり「天狗杉」があったり、
時々、これから上る廊を見上げてり、下の廊を見下ろしたり、飽きることのない399段。

さぁ上り切りました、振り返ればよく上って来たなと。

そして、ココは【本堂】(重要なタカラモノは撮影禁止なので気を使わねばなりません)。
   
山の斜面に建つ建物で懸造付き、いわゆる清水の舞台と同じ。
(詳しくはコチラwonder国宝より「長谷寺/本堂
本堂の中には『御本尊十一面観(世)音菩薩』さまがおられます。
座っておられるようにみえましたが、実は10m超の身長の日本で一番大きい「木造の仏様」だそう。
春と秋には特別公開で「全身の立ち姿」が拝観できるとか。(特別料金要)
※拝観券とともに頂いたパンフレットから「御本尊」。


本堂の懸造り舞台から遠目に「五重塔」が見えました。
 

目指すは「五重塔」が建つ別の敷地へ
  
昔の「三重塔址」、そしてワタシと同い年の「五重塔」、親しみを感じます

『登廊』を使わず、「奥の院」経由の遊歩道的な道を進むと、
先に登廊から見た「蓮鉢」の並ぶ景色を、ココからは上から見ることが出来ます。
丁度「名残りの一輪」咲きかけで、これも何か素敵な気持ちになれますね。
 

最後に池の前を通って、何気なく覗いたら「目」が合う小動物が居て、
誰?と呼びかけたら、一斉に寄ってきてくれました…(と、思いたい(笑)。)
 

現地予習?はなかなか充実しいていましたが、暑さにはちょっと参りましたが、
酷暑の中、「大和國長谷寺」をお参りさせてもらったこと、
これはこれでとても印象に残ります。

「花の御寺」と呼ばれるところ、
※パンフレットの「花譜」から

またいつか訪れたいものです。

長谷寺を出て、同行の知人に「長谷寺だけでお参りが終わったらご利益は半分、
『奥の院』とよばれる「瀧蔵神社」経由で帰りましょう」と申し出。(過去ログ/瀧蔵神社)
やはり知らなかったらしく、興味深々で行くことに。
但し、道中の道はかなり険しいこと、覚悟してください、と伝えました。

その道中記になります。
google地図で「まほろば湖」=初瀬ダム経由で目指します。
ワタシも逆コース(長谷寺から瀧蔵へは初めて)なので景色がまるで違います。
途中で案内版も見えたので、ココを曲がりましょう~~
と、言ったものの、行けども行けども狭い狭い林道、
薄暗く、途中狸に出会うし、大丈夫かいなと思いつつ走りましたがなんとか見たことのある駐車場付近に到着。
見覚えのある「権現桜」とその案内版。
   

桜の木の下を進むこと2・3分。
これまた見たことのある両部鳥居、その奥に「瀧蔵神社ご本殿」。
 

神社のある社叢は奈良県の天然記念物の森。
鬱蒼としていますが昔から変わらぬ景色のよう。
世帯数はさほど多くない「瀧倉地区」ですが、神社といい森といい、
みなさんで守られているのが良くわかります。
この山奥に荘厳なる社があることに神秘を感じます。

狭い生活道路を少し歩くと、またワタシを見る視線が…
 
連れだって出てきた三匹のネコちゃんの六つの「目」でした(笑)。

帰り道は、標準案内される道を行きます。
やっぱり、遠回りに感じても普通にこの道を通れば良かったかなと、反省。
でも、どうみても「対向困難道」であることに間違いはないです💦💦

 
以前には気がつかなかった「小夫の勧請縄」が見えました。
やはりここも「結界」?「地域の境目」なのかもしれません。

走ること少し【泊瀬斎宮旧跡伝承地碑】、山すそに【小夫天神社】。
    

ココからは順調に「針インター」へ、帰路に着きました。
名張で寄り道、道の駅経由、室生大野寺の摩崖仏、そして長谷寺、最後にここを外せない「瀧蔵神社」。
車に乗っている時間が長かったので、それなりに「避暑」だったわけですが、
充実した一日だったと感謝。

ではまた
コメント (4)
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