「二上山」その4(最終)、「岩屋の石窟寺院跡」と「千年杉」

2021-11-13 18:00:09 | 花や風景など
「雌岳山頂」(13時48分発)からハラハラドキドキしつつ下ります。
  
でも時折覗く開放感のある景色が嬉しい、橿原辺りと金剛山系の景色でしょうか。

時々足元の不安定なところもありますが、ここでコケたら帰れないよ!と慎重に…
 
「岩屋」は左へ、石ころが多い…突然目の前に「杉の大木」横たわる!
右手側に大きな岩。(岩屋到着14時5分、山下り約15分ほどです)
「杉の大木」の横をすり抜けて行くと、
史蹟・岩屋
  

 
≪奈良時代に造られた、大小2基の石屈から成る石窟寺院
石窟の中央部に『三重塔』、北側に『三体の仏像』が刻まれている…
誰が建立に関わったのは足掛かりはなし、
歴史的に謎の多い寺院≫とのことです。
ちなみに広さは、間口7m、奥行き5m、高さ6mだそうです。
手前にある「石仏」は比較的新しそうに見え、
「刻まれている仏像」はイマイチよくわかりません(素人なのでスミマセン)。
石窟内上部には幾つか穴も開けられていて、不思議な洞窟だなぁ…と。

岩屋を出て、登山道に下りるときに、横たわるデッカイ杉です。
これが【千年杉
 
≪根廻 約6m、高さ 約28m、樹齢 約千年≫
ずっとこの山と岩屋を見守っていたんでしょう、
そして、登山者は有難く(ご神木のような気になってきます)ココをくぐります。
 
少しかがまないと頭打ちます 

ここから下ること2~3分で
 
往路で通った舗装道に出ます。
「やったぁ、無事に戻って来れたなぁ」と、少し感慨深くなります。

登りでは息も絶え絶えだった道が、帰りはタッタッタッと小走り状態になります(笑)。

さぁ、駐車場に戻りました、14時30分です。
  
駐車場の西側には「ヘラブナ釣り・フィッシングセンター」もあります。
  
駐車場では、「返り咲きの桜」、呼べばトコトコ来てくれる茶トラ🐈

振り返れば…

二つで一つの「二上山」 やればできるじゃん。
宿題は、パンフレットで見た
 この景色、
一体どこから見たらこんなにきれいに見えるのか!?
誰かに教えを乞いたい…

では、あこがれの「二上山登山紀行」はここで「完」。
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「二上山」その3、「雄岳」から再び「雌岳」でまったり♡

2021-11-13 11:54:01 | 花や風景など
奈良県側の「雄岳」で、お目にかかりたかった「大津皇子御墓」
無事に目的を達することができ、次なる目的地は「雌岳頂上」

ここで、地元の登山者の方にお会いして教えていただいた話では、
「大津皇子」の本当のお墓は【鳥谷口古墳】(葛城市HPより)という説もあるとお聞きしました。
ワタシ「『トリタニグチコフン』ですか?、今度チャンスがあったら行ってみたいです」と。

さて、「雌岳」は通過したけれどその「山頂」にはまだ行っていない!
という道程なのです、あしからず(笑)。
再掲地図ですが、黄色で塗った部分が通った道です。
 
ワタシはどうしても「万葉の森駐車場」に戻らないと帰れないので、
「雄岳」⇔「雌岳」間は同じ道の往復となります、
「馬の背」に組まれた木製階段を再び通ります。(12時47分頃)
(しょうもない話ですが「午年」の人間なんで「馬」にビビッときます(笑))
帰りはちょっと余裕があります、こんな感じの「階段道」です。
 
木製階段、ワタシにはピッタシの間隔!
雌雄の峰をつなぐ「馬の背」って
うまく表現された言葉だなぁと実感しました。
 
足元には「キクの仲間」かな、遠くに垣間見える景色、
 12時57分着
10分ほどでトイレのある場所に戻り、右側へ進むとすぐに、「雌岳」への階段、
目がくらみそうな 急階段です。

この階段を上るより脇の踏み込まれた道を歩く方が断然ラクそう…
時折振り返ると今、上ってきた「雄岳」の雄姿、目の前に見えます。
 
大阪側の平野も見え、

激坂登り道、頑張って約10分くらいかな…
  
雌岳山頂」到着、13時7分、気温21度。
ここから西や東の景色を見たい!けど空腹感も限界!
周りの景色を撮りつつ、ベンチで🍙食べつつ、「日時計」も見て、三角点も確認。
  
なかなか充実の「雌岳ライフ」ですよ(笑)。
 
大和平野から金剛山系でしょうか、
ちょっと靄ってるので大和三山が見辛いです…

雌岳山頂広場には植物もいろいろ、ただ晩秋なのでちょっと地味系です…
  
山茶花咲き、馬酔木には「実」、春にはまた可愛い花が咲くでしょう~
  
春に咲いていたはずのツツジ、小春日和に誘われて「返り咲き?」ですかね、
キクの仲間の種類は多いです、足元をみて歩くのも楽し!
山頂でまったりしたので、さてどのコースを下りようかと地図で研究、
下り道は「万葉広場」と「岩屋方面」。
今回の登山で最後の冒険は、やっぱり「岩屋方面」へ下りて、
「岩屋」と「千年杉」を見て帰ろう!と。
 
下り始めてビックリの急坂の階段、転げ落ちそうだし、
森の中を進みますが、意外と視界は明るく、適度に景色も見えます。
この山道を逆に上る人に出会いましたが、かなりお疲れのようでした
この道はやっぱり「下り利用」がいいと思いました。

「国史蹟・岩屋」と「千年杉」(パンフレットより)
 私的に興味をそそられる…

では、次回は「二上山紀行」やっと終了予定です、
今日中にアップのつもり(笑)。
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