「甲賀丈六(ジョウロク)三大佛」巡り by 忍びの里甲賀②「大池寺」(水口名坂)

2021-11-23 13:15:44 | 神社仏閣など
大池寺の「蓬莱庭園」、あまりにも有名ですが…
ワタシにとっては初めての場所、庭の鑑賞とともに
「甲賀三大佛巡り②/大池寺」編ということになります。

まず駐車場から順に…と言っても、
正直「水口界隈」は、行き慣れていないので不安。
ナビがあっても迷う、心もとなし感満載…
それでも何とか駐車場に着きました

「周辺案内図」を見るとかなり広そうです。
周辺散策するのは、あらためてじっくり次の機会ということにして、
今回は「釈迦如来坐像」「蓬莱庭園」見学をテーマに進みます。

最も外側の駐車場に止めたので、歩くこと数分、
 
この分かれ道を左へ、この進入路沿いには各種説明版があり、
それを読みながら行くと「予習」になります。
 「大池寺」説明

 「大池寺蓬莱の庭」について

 「造園者/小堀遠州」とは

  
「龍護山 大池禅寺」門前と庭全容、「文化財の説明」。
まだ山門もくぐらず、境内にも入らず、それでもこの「お庭」です。

 
山門くぐると、前には「本堂」、遠目に「大仏様」が見えるような…
右手側の寺務所で「三大仏巡り」の受付をし、「ご朱印」もお願いします。
十楽寺と同じでたった一人のために、説明をしていただけます、感謝です。
 
最初の庭は「200年ほど前に造られた」とのこと、江戸末期です。
このお部屋でビデオを見せていただき、予習をします(笑)。

いよいよ「蓬莱庭園」。
  
≪江戸初期寛永年間に小堀遠州の作として伝えられ、
サツキの大刈り込み鑑賞式枯山水庭園
書院前方正面の二段刈り込みと左右の大刈り込みは大洋の大波小波を現し
白砂の水面上に刈り込みを以て宝船を浮べ
中に七つの石と小さな刈り込みで七宝と七福神を象徴しています。≫

先にこの説明を聞いていたので、納得の大波小波と宝船です。
春のサツキも良さそうですが、後ろの山を借景に紅葉も素敵です。

   
「水琴窟」もあり、鶴を模した松の木など。


廊下など額に見立てましたが…

(大池寺では撮影禁止ではなかったので)
「蓬莱庭園」から「茶室」を通って「本堂」へ伺い、
本日、第二の目的「釈迦如来坐像」。

≪天平時代行基菩薩による一刀三礼の釈迦と伝えられ、
丈六坐像の木彫で約八尺の大仏像≫で、
また、
≪仏教の開祖であり、人々を苦しみの世界から
苦しみのない世界へ導くために教えを説かれ、
仏の世界にお送りくださる仏さま≫だそうです。

最後に、あまりの晴天にもう一度、前の庭を撮って
 
非日常の世界にどっぷりと浸っておりました。


さぁ、「三大仏巡り」最終の目的地【櫟野寺(ラクヤジ)】(甲賀町櫟野(住所はイチノと読む))へ。
途中、水口駅近くの県道を走っていたら、
  
【日本遺産『水口岡山城跡』忍びの里 甲賀・伊賀】
こんな看板を見つけてしまいました、素通りするわけにも行かず、
つい、寄り道してしまった「城跡巡り」です。
てっぺんからの風景は blog掲載済み(2021/11/12)
コメント
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