老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

「戦友」2人のコラボレーション

2008-03-10 19:56:37 | お仕事
最初にお断りしますが、「戦友」とはあの忌まわしい戦争ではなく、
あるミッションに向かって寝食を共にして苦労と喜びを分かち合って
立ちはだかる難問に戦ってきた仲間のことです。

一人はK合さんで、以前のブログ「3人の社長さん」に書きました。
K合さんと一緒に「B-ISDN(ブロードバンド)」の実証実験を
関西学研都市に誘致活動をした1年間は、私のサラリーマン生活で
最も濃い充実した1年でした。結果は「BBCC」として、つくばや
幕張、ミナトみらいなどと競合して学研都市に来ました。

もう一人はA部さんで、元の会社のサービス事業立ち上げの時の仲間
です。対事業所サービスからアウトソーシングと進化して、更に元の会社
の「小さな本社」を本社改革コンサルとして事業化を一緒にに進めました。

日本の生産部門(ライン業務)の効率化の高さは、今や世界が認めて
います。しかし、本社の間接部門(スタッフ業務)の効率化の低さは、
グローバル化のネックになっています。

その対策としてアウトソーシングやシェアードサービスは欠かせぬ存在
になってきています。シェアードサービス(SSC)とは、グループ内
に分散している間接業務を集約化し、独立採算化させることで、業務の
QCS(Q=品質、C=コスト、S=スピード)を向上させる経営改革
の手法です。

4年ほど前、K合さんから電話があり「アウトソーシングを教えて欲しい」。
早速、A部さんとの3人の懇親を京都駅周辺でセットしました。その後、
公益事業会社グループのアウトソーシング会社の社長となりました。
そして、グループの子会社30数社の給与計算や経理業務を150人で
行う会社に発展しています。

一方A部さんはシェアードサービスを他社との間で進めて、化学工業界
の大手S水化学との共同経営型シェアードサービスを実現しました。

その二人を知っている私としては、協力し合えばと思い1年ほど前から
懇親を画策していましたがやっと実現しました。先週の夜、それぞれの
右腕を連れて、5人が大阪梅田で胸を開いて話をしました。お酒が
入りましたが、殆どの時間が仕事の話に費やされました。

共同経営型シェアードサービスが更なる発展、すなわち企業、グループの
枠を超えた連携によりSSCの社員の活性化を図ると共に、生産性と
専門性の向上を達成する「共同化」のコラボレーションの第1歩が始まり
ました。



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