老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

ライブこそが文化の原点なり

2010-05-23 09:56:29 | JAZZ
課内回覧に「朝日21関西スクエア」があります。その中の新しい企画運営医員の
挨拶に大塚善章さん(ジャズピアニスト・NPO関西ジャズ協会会長)の「ライブこそ
が文化の原点なり」がありました。(以下、一部引用)

音楽との接し方は多種多様、人それぞれです。一人でギターをつま弾くのも良し、
オーディオから流れ出る調べに浸るのも一つの接し方かも知れません。

でも、もしその場に音楽を共に楽しみ語り合える仲間が一人でもいたとしたら、
もっと楽しさが増すと思いませんか? 一人より二人、二人より四人、四人より八人と、
より多くの人達と楽しみを分かち合うことでより大きな感動を味わうことができる
のです。それも出来ればライブで……。つまりライブこそが文化の原点と言えます。

私は定年後の今、これをヒシヒシと身をもって感じています。学生時代からジャズ
が好きでしたが、金が無いのでアンプやチューナーを組み立てて番組をチェックして
聴いていました。

勤めだしてお金が少し出来たのですが、時間の余裕がありません。レコードを買って
聴くのが精一杯です。車を買った時はカセットデッキを付けました。セッセセッセと
ダビングをしてドライブに聴きました。これが唯一の楽しみです。

それが神戸に引越しをしてきて、ジャズのライブ三昧(少し大げさ)です。好きなときに
気軽に行けます。案内や紹介があれば出来るだけ行くようにしています。人の温もり
を感じます。

少し足を伸ばして、滋賀県の彦根や、播州の小野市までジャズを聴きに行きましたが、
もっと遠くまで行く人が居りました。マイミクのSADAKAさんやゆっぴーさんは、
岩手県の一関まで行かれました、それも現役で東京と大阪からです。頭が下がります。
一関は私の最後の仕事の品質保証のとき、ファブレスの会社の出荷検査で2,3回
行きましたが、飛行機から新幹線乗り換えの物凄く遠い所でした。

彦根市の白鳥とナベサダ

小野市のMALTA JAZZ LIVE in ONO

ライブは「能、狂言、歌舞伎、文楽、演劇、バレー」などの舞台芸術、それに「落語、
講談、浪曲、漫才、漫談、奇術、曲技」など一般娯楽芸能や「絵画、陶芸、書道など
美術及びスポーツ全般」に至るまで、すべてのものがライブの対象になるわけです。

しかしながら、上記のうちの一部を除いてはそのほとんどが、ライブにおける観客動員
に四苦八苦しているのが現状です。みなさん、ライブに出かけましょう!


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