箱根 ⑧

　もういい加減箱根の話はおわらせよう、、、。
　ガラスの森美術館のあとは、バスにて、千条の滝をめざしました。本当はそのまま帰る予定だったんだけどね。、、、。滝がみたかったんだよ！！！
　バスを降りた頃はもう薄暗くなってきていて、「これは時間との勝負だな、、、」と思いつつ、先をいそぎました。どんどん人気のない暗い山道に入っていくので、怖さを紛らわすために、またしても歌を歌いました。「はっこねっのやっまはってっんかっのけんっ」と、リズミカルに山を下りながら。、、、。と、、、その山道を抜けたところからおじさんおばさんの集団が急にあらわれましてね、、、。えへ、、、。笑顔で「気をつけてねー」なんて言われてね。えぇ。すみませんねぇ、、、。
　千条の滝は、まあまあ、まあ。まあ。まあ、よかったけど。だからどうって物でもなかった。
　それよか、そのあと、暗い道でバスを一人待ってるのが、淋しかったよ、、、。一人旅の淋しさを思い知ったよ、、、。えぇ。
　これにて、私の箱根一人旅はおしまい。
　結局、今まで、残ってるのは、露天風呂だなー。雨の中、傘さして入ったとはいえ、露天風呂が気持ちよかったのが、今回の旅で一番印象に残ってるよ。
　あのね、将来、一戸建てを持つ事になったら、家に露天風呂が欲しい！！！、、、と強く思うようになりました。