林檎日記

わたしです

富士山に登ってきたんだよ

2016-08-05 20:28:09 | Weblog


動画を投稿できない。残念だー。

7/17 18 で登ってきました。雨の予報だったのに、二日ともいいお天気で、ご来光も拝めて、本当にステキな富士登山でございました。これもそれも、同僚にもらったテルテルのおかげと、感謝しております。



17日の早朝に出発して、5合目に着いたのがお昼頃ですかね。そうだ、高速道路が渋滞してて、13時位に着いたんでしたった。 5合目でお昼を食べて。 それがねー、おいしくなくてねー。ご飯がおいしくない。気圧のせいなのか?まあ、それはそれは残念でしたよ。 そこのトイレでカルチャーショックを受ける。 「そうだった。私は今から文明の利器の届かない不便なところに行くんだった。すっかり忘れていた。富士山をなめていた。」と思いました。 なんせ、入って一度出ようとしたからね。「このトイレ故障中だ」と思ったの。だってアワアワだったのよ〜。便器の中がアワアワだったの。でも、アワアワでいいんだって。泡洗浄なんだって。
5合目

登り始めたのは14時頃です。5合目から6合目までは割と普通の山道で(普通の山道ってなんだろね?)
6合目から、砂利道になる。砂利道をジグザグに登っていく感じで、勾配もそんなに大きくなくて、それがずーっと続いた。「ずっとこんな感じなのかな〜?」と思っていたら、まさか、そんなわけはなかった。こんな山道を写真に収めておけばよかったのに、写真を撮ったのはついつい風景ばかりで悔やまれますなぁ。
6合目

7合目あたりから、一気に、岩場登りだった。そして混んでいた。5合目から、ここはどこ?ってくらい、外国語に囲まれてたんだけど、7合目に至ってもそうだった。岩場に差し掛かってからは、前が詰まっていて、ゆっくりペースで登っていく感じ。前後みっちり人がいる感じなので、英語に挟まれたりとか。ゆっくりなので、そんなに疲れはしなかったんだけど、「いつになったら山小屋に着くの〜?」と先の見えなさが辛かったかも。夕焼けもその辺りでみて、山小屋到着が19時頃でした。暗くなる前に着いてよかったね。


なんせ、道中の風景が綺麗でした。雲の流れ具合とか。雲が下へ降りていくのを見れたのも感動でした。風景を見れば見る程、上へ登れば登るほど、心に溜まっていた澱が消えていくような、心にかかっていたスクリーンが剥がれてクリアになっていくような、そんな気分でしたよ。

山小屋はねー。驚きの。
自分のスペースが寝袋分しかない。そして、真っ暗。まさか、ヘッドライトがそこで活躍するとは思いませんでした。隣の人が寝てるから、気を遣ってしょうがない。しかし、荷物整理もしたい。暗闇の狭スペースで。
夕ご飯は美味しかった。ご飯が普通だった。気圧のせいじゃないのか?
トイレも泡じゃなかった。水は茶色かったけど。
寒さを心配していたんだけどむしろ暑くって、最終的に寝袋から出て寝た。寝たとはいっても、眠れず。ちょっとうとうとはしたけど、あとはストレッチとかしてた。
1時頃だっけかに、「ご来光の皆さんはそろそろ出発ですよ」と起こされて、私たちは途中でご来光でもいいよね、と食堂でゆっくりご飯を食べたりしていたのですが、2時には再消灯するというので出発。

やはりそこからの岩場も混み混みで。
でも、私は星空を眺めながら歩けてよかったよ〜。友人は寒さと疲労でそれどころではなかったようで、話し相手がいないのが残念でしたが。16日に星空案内をしたので(その日は天気悪かったんだけど)、明け方にかけての星空も予習済みだったから、よかった〜。楽しかった〜。ただね、ヘッドライトをつけているので、私が上を見上げると、自分のライトで星が見えにくくなるという難点もあったはあったんですけどね。

頂上付近で明るくなってきて、「あと階段○段で頂上ですよ〜」(って言ってくれるスタッフがいた。朝は所々に「前の人とのスペースを詰めてください」など、声をかけるスタッフがいました)って辺りで休憩してたら、友人が「ケータイがない!!!落とした!!」 終わったと思いましたよ〜。ご来光楽しめないか〜。これでお鉢巡りもなしか〜、と。ワタワタと荷物チェックをする友人に、写真撮影を頼む女子あり。絶対断ると思ったのに、白い顔しながら写真を撮ってあげる友人。(足場的に代わってあげることができなかったんです)そんなこともありながら、15分も荷物チェックしたでしょうか。「とりあえず頂上に行って山小屋の人に頼むしかない」「ドコモに電話して使用を止めて貰えばいいのか?」なんて、今後の話をしてあたら「あった!!」。よかったよー。本当に、人騒がせでしたけど、よかったよ〜。やー、よかったよかった。おかげさまで、その後も楽しむことができましたよ。

で、頂上にてご来光です。間に合ったよ。よかったよ。

ただ、頂上はすごい風で、友人は寒さにダウン?
ここまできたらお鉢巡りを是非ともしたい私。下山を別々にすることとして、そこからは別行動です。

お鉢巡りを始めたのが何時だかわからないんだよね〜。途中で6時になったけど(目覚ましがなった)。お鉢巡りは風との戦いが大変でした。あと、剣ヶ峰の、記念撮影待ちが30分くらいかかって、退屈だった。でも、楽しかったですね。行ってよかった。お鉢巡りの収穫。
お鉢

下山が7時くらいからかな〜?
下山が大変でしたよ。下山は砂れきの道をずーっと下がって行くんですけどね。滑る。転ぶ。そして、膝が痛い。えぇえぇ。ずっと膝痛との戦いでした。また、それが長くてながくて。ずーっと続くんだもの。辛かった〜。小股、頻休憩でなければ降りれなかった。

登りの時、5〜6合目の降りの人とすれ違うと「あなたたちは、充実感でいっぱいなんでしょうね。うらやましいわー。いいなぁ」と、思っていたんですけど、間違ってたね〜。少なくとも私にとっては一番辛い時でしたわ。

でも、5合目に着いた時には、充実感でいっぱいでした。登頂時は感動で充実感は感じてなくて。なので、充実感は5合目で満喫しましたね〜。わたし、頑張ったよ〜!!5合目到着が10時半くらいでしたね。

5合目では無事に友人と再会もできたので。
いい登山でした〜

余談ですが、わたしは二回、ツアー客に間違えられました。1度目は頂上で「前の人は座ってください」とさんざん注意を受け(ツアー客じゃないので、自分たちが言われてると思ってなかった)、座るのにいい場所がないと話してたら、「ここいいですよ」風に示唆され、それを無視してその場を離れようとしたら「あまり遠くに行かないでください」と言われ(しかしそれも無視した)。2度目は下山時に、ツアー客を追い越そうとしたら「追い越さないで下さい」と注意を受け。よくわからなかったから、笑顔でごまかして追い越したのですが、後ろから、「うそ、ずっといなかった?」と聞こえてきた。そう、あのツアースタッフはまさしく頂上でも私に色々話しかけてきてた?彼。 頂上からずっと間違えてたんか?! 大丈夫か?!

とりあえず、当分は登る気にはならないなー。と思っていましたが、帰ってきて、ご来光時の動画を見ていると、また行きたくなりますなー。
また行ったからといって、あんな天気に恵まれるとも限らないんだけどね。
行きたくなりますなー。