きのう、冬の間は雪のために行けなかった原生林へ5ヶ月ぶりに行ってきた。土曜の夜、仕事を終えてから車で約2時間。林道に入ると道はかなり荒れていて、大きな落石や倒木がいたるところにある。雪もまだある。
それでも10年ほど前に比べるととても走りやすくなって、そのころの狭いガタガタの道にと比べると雲泥の差だ。夜に走ると動物との出会いを楽しみにしている。いつもシカぐらいは出会うのだが、残念ながら今回の出会いはなかった。
現地に着いて車を降りて驚いた。今夜は満月なのか、闇夜が明るい。都会に住んでいると、お月様がこんなに明るかったんだということを忘れてしまっている。全く灯りのない場所なのにまるで街灯がついているかのような明るさだ。
一人で寝酒を飲んでいると、しばらくして待ち合わせていた友人が到着した。彼も根っからの自然大好き人間で、そのこだわりは私の比ではない。自然への造詣が深いのはもちろんだが、食べ物も無農薬・無添加、薬もほとんど飲まない。私にはとてもまねが出来ない。
ひとしきり彼としゃべって、明日に備えて寝ることにする。それにしてもこの月夜は美しい。透明感さえ漂う凛とした静寂の中の、お月様の独演会だ。もう少し飲んでから寝るとしよう。
夜中にふと目が覚めた。
静寂の中にせせらぎの音が聞こえる。そして時折、ヒーーー ヒーーー とすごく甲高い声がする。夜に鳴く鳥、トラツグミだ。その昔、妖怪の「ぬえ」の声だと思われていた声の主である。
「ぬえの鳴く夜はおそろしい・・・」横溝正史の映画のキャッチコピーで使われていたあの「ぬえ」である。
月はまだ明るく輝いていた。その透明の闇夜の中で、聞こえてくるのはせせらぎの音とトラツグミの声だけ。しばらく聞いていると不思議な感覚に襲われた。「すべてが平らなような、気持ちがものすごくリラックスしている」という感覚。リラックスしているということを、ここまではっきりと実感として味わったことがなかった。自分でも驚いた初めての経験だった。
心地よい目覚めの朝は少し肌寒かった。前夜が5度だったので夜明け前は2~3度まで下がっていたかもしれない。もうじき5月だというのに・・・。
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三脚を持って来れば良かったと悔やんだが仕方がない。夜景に手持ち撮影は無茶でした。ボケボケの画像ですがご容赦ください。
このあと原生林を楽しんできたのですが、その話はまた後日。。。
それでも10年ほど前に比べるととても走りやすくなって、そのころの狭いガタガタの道にと比べると雲泥の差だ。夜に走ると動物との出会いを楽しみにしている。いつもシカぐらいは出会うのだが、残念ながら今回の出会いはなかった。
現地に着いて車を降りて驚いた。今夜は満月なのか、闇夜が明るい。都会に住んでいると、お月様がこんなに明るかったんだということを忘れてしまっている。全く灯りのない場所なのにまるで街灯がついているかのような明るさだ。
一人で寝酒を飲んでいると、しばらくして待ち合わせていた友人が到着した。彼も根っからの自然大好き人間で、そのこだわりは私の比ではない。自然への造詣が深いのはもちろんだが、食べ物も無農薬・無添加、薬もほとんど飲まない。私にはとてもまねが出来ない。
ひとしきり彼としゃべって、明日に備えて寝ることにする。それにしてもこの月夜は美しい。透明感さえ漂う凛とした静寂の中の、お月様の独演会だ。もう少し飲んでから寝るとしよう。
夜中にふと目が覚めた。
静寂の中にせせらぎの音が聞こえる。そして時折、ヒーーー ヒーーー とすごく甲高い声がする。夜に鳴く鳥、トラツグミだ。その昔、妖怪の「ぬえ」の声だと思われていた声の主である。
「ぬえの鳴く夜はおそろしい・・・」横溝正史の映画のキャッチコピーで使われていたあの「ぬえ」である。
月はまだ明るく輝いていた。その透明の闇夜の中で、聞こえてくるのはせせらぎの音とトラツグミの声だけ。しばらく聞いていると不思議な感覚に襲われた。「すべてが平らなような、気持ちがものすごくリラックスしている」という感覚。リラックスしているということを、ここまではっきりと実感として味わったことがなかった。自分でも驚いた初めての経験だった。
心地よい目覚めの朝は少し肌寒かった。前夜が5度だったので夜明け前は2~3度まで下がっていたかもしれない。もうじき5月だというのに・・・。
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三脚を持って来れば良かったと悔やんだが仕方がない。夜景に手持ち撮影は無茶でした。ボケボケの画像ですがご容赦ください。
このあと原生林を楽しんできたのですが、その話はまた後日。。。
また帰ったら写真見して。
GWにいっぺん京都に帰るわ。
街にいると、月の明かりは感じませんよね。山育ちの私は普段は暗くて、懐中電灯を持たなければ歩けないところでも、月夜はそのまま歩ける経験をしています(笑)
11月の柚子の収穫時期に山の上で見る空は、星も月も瑞瑞?と輝いているように見えます。
お友達凄いですね。私は田舎人のくせに、安易な生活に流されています。
満月の夜はなにかが影響するというような話を聞いたことがありましたが、その影響なのかもしれませんね。
原生林も芽吹きの素晴らしい景色の一日でした。
まぁそれでも楽しいのですが。。。
よく考えると、最近では独りになる時間がほとんどありませんので、いやぁ、こんな自然を味わえるなんて、憧れますね。
つい飲みすぎて翌日にひびくこともありますが・・・
この原生林は素晴らしいのひとことです。10年以上真冬真夏以外のほぼ毎月通っていても、飽きることがありません。今回のことは今日明日には書こうと思っていますので、またご覧になってください。
良いですね、毎月通っておられるなんて羨ましい限りです。
(でもちょっと、独りでは怖いですけど。。。)
あの石窯にはあこがれますね。
rrounddさんも消防団員だったですね。私は今夜から来週の査閲に向けて毎晩訓練です。だんだん体にこたえるようになってきました。
あの石窯、「手作り」なんですって。
「プロからは笑われますけど。。。」なんて謙遜されてましたけど、耐火煉瓦から調達は大変だったでしょうね。
このメンバーは、もう7年ぐらい続いてますね。
一時期は8家族ぐらいでしたが、転勤などでだんだん減ってきてました。寂しいですが、このような方と知り合えて幸せです。
「査閲」ってなんですか?(ごめんなさい)
「ポンプ車操法」のことでしょうか?
うちでは、今となりの分団が「ポン操」の当番で頑張っておられます。
私のところはもう7年ぐらい前に当番になり、私も選手で頑張った思い出があります。
「査閲」頑張ってくださいね!
査閲は、行政区内の全分団が、点検、小隊訓練、小型動力ポンプ操法などを競うんです。毎年です。その代表が京都市大会、京都府大会・・・と
日ごろの活動や書類の管理なども点数に入り、大変です。用事多すぎ!
私、消防団に入って30年ですが、ほとんど毎年選手です。もう走れんっちゅうねん。