「冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展を見に行ってきました。
800年もの間、よくぞ残った「奇跡の文庫」。
和歌守として守ってこられた冷泉家に敬意を表します。
今でこそ、補助金や寄付が集まるから維持できるんでしょうけど、大変な時期があったと聞いたことがあります。
お屋敷も、平成7年の大修理の前は、見た目にも相当傷んでましたからね。(このときの修理には10億円かかったそうです)
展覧会は、こんな機会はそんなにあるもんじゃないだろうから、わからないなりにも一度見てみようという気持ちでした。
会場の「京都文化博物館」の中には、昔風の路地を模したお店が並ぶ。
国宝5点と重要文化財が300点以上・・・
1軒の蔵にこれだけのものが入っているなんてちょっと信じられないくらいですね。
教科書で聞いたくらいしか知識のなかった古今和歌集(嘉禄二年本)や後撰和歌集をはじめ、ものすごい数の書物が並び、圧倒されます。藤原定家の56年間に渡る日記「明月記」(国宝)も初めて見ましたが、想像していたよりすごい量。
「定家様(ていかよう)」と言われる独特の癖のある文字。他の書物はスラスラと流れるように書かれているのに、平べったいような字体は、代表的歌人のものとは思えない。(笑)
本人も悪筆だと言っていたようですが、見る人が見ると、練れたいい字だそうです。
クリックすると大きくなります。
かなり大きい画像にしましたので、字もちゃんと読めるはずです。
真ん中少し上にある巻物が「明月記」の一部。
途中までは一生懸命見てたんですが、あまりの多さと、ほとんど書物ばかりだったので最後の方は疲れました。私にはちょっと難しすぎたんですが、まあ、本物をじっくりと見られたという満足感だけでも充分です。
800年もの間、よくぞ残った「奇跡の文庫」。
和歌守として守ってこられた冷泉家に敬意を表します。
今でこそ、補助金や寄付が集まるから維持できるんでしょうけど、大変な時期があったと聞いたことがあります。
お屋敷も、平成7年の大修理の前は、見た目にも相当傷んでましたからね。(このときの修理には10億円かかったそうです)
展覧会は、こんな機会はそんなにあるもんじゃないだろうから、わからないなりにも一度見てみようという気持ちでした。
会場の「京都文化博物館」の中には、昔風の路地を模したお店が並ぶ。
国宝5点と重要文化財が300点以上・・・
1軒の蔵にこれだけのものが入っているなんてちょっと信じられないくらいですね。
教科書で聞いたくらいしか知識のなかった古今和歌集(嘉禄二年本)や後撰和歌集をはじめ、ものすごい数の書物が並び、圧倒されます。藤原定家の56年間に渡る日記「明月記」(国宝)も初めて見ましたが、想像していたよりすごい量。
「定家様(ていかよう)」と言われる独特の癖のある文字。他の書物はスラスラと流れるように書かれているのに、平べったいような字体は、代表的歌人のものとは思えない。(笑)
本人も悪筆だと言っていたようですが、見る人が見ると、練れたいい字だそうです。
クリックすると大きくなります。
かなり大きい画像にしましたので、字もちゃんと読めるはずです。
真ん中少し上にある巻物が「明月記」の一部。
途中までは一生懸命見てたんですが、あまりの多さと、ほとんど書物ばかりだったので最後の方は疲れました。私にはちょっと難しすぎたんですが、まあ、本物をじっくりと見られたという満足感だけでも充分です。
いろいろな幸運が重なって、貴重な資料が残ったんですね。
それはぜひ、閉館時までいて聞かないと・・・。(笑)
卒論で読みました。 もちろん、活字で出版されたやつを。
そうかー。 藤原定家かー。 なつかしーなー。
でも クネクネ文字では、読む気、まったくナシ!!(笑)
雰囲気に触れるだけでもいいかもしれませんね。
冷泉家の歴代の方々のご苦労に感謝の気持ちがわいてきます。
まだ仕事が忙しくて(嬉)、どこへも出かけられないジョルジュです。。。
私は明月記の活字版があることすら気が付きませんでした。
今回の催しは書物が中心でしたので、音声ガイドは値打ちがありました。少しお金がかかりますが、より雰囲気を味わうことができましたよ。なければ、早々に退散していたかもしれません。(笑)