忙中閑あり

忙しい毎日の中でも、ポッと時間のできることがあります。

昨夜（2/4）も珍しく妻と二人だけの夕食になり、私も予定がなかったので「久しぶりにどこかへ食べに行くか！」と、他の家族には内緒でステーキハウスでおいしいお肉を食べてきました。
ちゃんと写真を撮って・・・と思っていたのに、食い意地が汚いんですね。気が付けばおなかの中・・・

というわけで、今日（2/5）は朝から腹ごなしに雪のうっすら積もった宝ヶ池の裏山を歩いてきました。さすがにこの寒さでは鳥たちの賑やかに・・・とはいかず、時折チッ、チッ、と地鳴きの声がが聞こえる程度。
でもまあ、こんなところを歩いているとのんびりとして、気持ちがいいだけでも儲けモノです。


山から下りて池の周りを歩いていると、きれいなオシドリ。これ一応野生です。この冬は１０羽ほど居ついているようです。奥にいるのがメスです。
私のコンパクトデジカメでも撮れるんだから、結構慣れているようです。


お昼はお気に入りのラーメン（いつかご紹介します）食べて、午後からは平山郁夫さんのシルクロード展があるというので、ある百貨店の催し場へ行ってきました。

ん～、なんと言ったらいいんでしょうね。
こんな何千年も前の文化に触れると、今の文化がなぜかバタバタとした軽いものに感じてしまいます。
便利になる分、どんどん軽くなるのでしょうか？

特に最近は偽装・偽造・偽計・偽牛など「ニセ」の付く事件が多い。ホテルの違法改造もそう・・・　　「見つからなきゃいい」という薄っぺらな考えが今の文化だとは思いたくないが、まあゾロゾロと出てくるもんです。

それに比べて、このシルクロードの遺跡からの出土品は、その当時の人たちの真摯な思いが伝わってくるようです。
もちろん、当時もいろんな醜いことがあったでしょうが、それ以上にこの悠久の時の流れを感じる時、図らずも今の「ニセ」との対比をしてしまいます。
あまりにもくだらん面々に、「目先の金より自分の魂を大事にしろよ！」と久々に熱くなるのでした・・・

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夕食は炭火で盛り上がりました。イカの丸焼きサイコーにうまかった。
忙中ながら、今日は久しぶりに「閑」をうまく過ごせた珍しい日でした。こんな日もあるんだなぁ～