店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

星のような物語

2006年09月04日 | スローライフ
もう済んでしまったのですが、先日、写真家星野道夫の「星のような物語」展を見に行ってきました。

星野道夫氏は私の大好きな写真家でありエッセイストです。彼については昨年にも彼の命日近くに少し書きました(2005.8.11「星野道夫の宇宙」)が、彼は自然に対してすごく敬虔で、その素晴らしさ・恐ろしさをよく知っていた人だと思います。

今回の作品展は3年前にも見た写真もそこそこあって、「星野道夫の宇宙」展の時ほど圧倒されることはなかったけれども、やはり素晴らしい写真を目の当たりにすると、感情が高ぶってくるのが自分でもわかります。しかも未発表の作品があったり直筆の記録ノートなどが展示されていて、興味深いものでした。

感じ方は人それぞれなので言いませんが、私の場合は(2005.8.11「星野道夫の宇宙」)にも書いたとおり、こんなに感動する写真は他に見たことがありません。
飛行機で奥地に行き迎えが来るまでの何週間も、銃も持たずに一匹の動物としてこの厳しい自然の中で共に暮らすのです。
それだからこそ、こんなにすごい写真が撮れるのでしょうね・・・

アラスカへ行きたい!もちろん、この写真のような風景は奥深く入らないとないと思いますが、少しでも近くへ行きたい!同じ地に立ちたい!益々この気持ちは大きくなるのです。



それにしても大丸さん、商売上手です。感動して出口へ行くと星野氏のグッズが満載の売り場を通らないと出られないのです。ちょっと興ざめの部分もありましたが、そこは星野ファン。まんまと作戦に乗って、額入りのポスターを買ってしまいました。いま玄関に飾ってあります。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
森へ (hitoha)
2006-09-04 16:02:11
scopsさん、こんにちは。星野道夫さんの写真展、もう終わったのですね。昨年の記事もあわせて読ませていただきました。

そして、うちにある「森へ」(文・写真:星野道夫 福音館書店「たくさんのふしぎ」)を読みたくなり、ひさしぶりに書棚から出して手にとりました。



星野道夫さんの写真、まだ少ししか見たことがない私ですが…。大きく偉大な自然だけではなくて、ひとりひとりの人の命や人生、日々の暮らしにも愛おしい気持ちを持っている方なんんだなあ…と感じました。

厳しくて、どこまでも優しい。書かれた文を読んでも、そんなふうに思いました…
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星野さんのポスターだぁ! (うめもも)
2006-09-04 17:17:46
SCOPさん、こんにちは♪



いいですね~。ポスター買っちゃいますよね~。

すてきです。ダイナミックで繊細で・・・。

アラスカですか?

自然が厳しいだけに、冬は寒いのでしょうね~~?

でも・・・自然が厳しいからこそ美しい情景が残っているのですね~。
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hitohaさん (scops)
2006-09-04 21:08:05
すみません・・・

もう終わってしまったんです。もう少し早く載せればよかったですね。



私もhitohaさんの感想の通りの人だと思います。写真もすごいけど、文章のファンも多いですね。



機会があれば、ぜひ見てください。hitohaさんの素敵な感性がどういうふうに感じられるのかも楽しみです。
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うめももさん (scops)
2006-09-04 21:11:58
作戦がわかっていても、アマノジャクな私でも、素晴らしい写真を見ていたらやっぱり買ってしまいますね。



冬もすごくいいと思いますけど、秋の写真をご覧になったことがありますか?

この世のものとは思えないほどきれいですよ。

できれば1年ほど暮らしたい!
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わたしも行ってきました。 (sunbird)
2006-09-04 22:06:18
初日ということで人の列が途切れることなく続いている中で見ましたが、そんな事がまったく気にならないぐらい大きな大きな世界に目がくぎ付けになりました。

作品に添えられている文章も素晴らしくて。

ポスターがあったのですか!見そびれました。写真集に見入ってしまってたので。しまった・・・。。。

カリブーが荒野を旅する写真集、「星野道夫の仕事 第一巻 カリブーの旅」(scopsさんが買われたのと同じ写真も入ってました)がほしくてたまらなくなり、思いきって買いました。

アラスカ・・・本当に行ってみたいです。
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sunbirdさん (scops)
2006-09-04 22:34:01
ついつい星野ワールドに入ってしまいますよね。



ポスターはあまり目立たなかったのか、額(別売り)を買う人は少なかったです。お値打ちだったのに。



私の場合は、ポスターはナヌーク(ホッキョクグマ)とタテゴトアザラシの赤ちゃんと画像のカリブーの3枚買いました。気分によって入れ替えるつもりです。



画像のカリブーの写真は、「星野道夫の宇宙」展の時のチケットやメインポスターに使われていたものです。ポスターですがそれなりに大きいので(B2サイズ)、汚い玄関も少しはきれいに見えます。
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星野さんの写真に (fagus06)
2006-09-05 00:07:40
私が文章を添えるというカレンダーの仕事をやったことがあります。

結局はプレゼンテーションで終って、実際に印刷はされませんでしたが、畏れ多いことをしてしまいました。

scopsさんがまんまと買わされた(?)ヘラジカの写真にも何か書きました。



カレンダーの世界では、よく星野さんの写真が取り上げられ、毎年どこかの企業が作っています。

自然とか動物を撮る日本人写真家では、星野さんを含めて2、3人ですね、カレンダーに使えるのは。

scopsさんとしてはカレンダーなんかにしてほしくないでしょうけど・・・。
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すごい! (scops)
2006-09-05 10:57:37
尊敬



カレンダーになっても、私にはきっと破れないから使えないですねえ。

家にはそんな未使用の古いカレンダーがいくつかあります。
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