S&Cサポート代表の佐藤雄一です。
2003年〜2006年まで、週3回、整形外科病院にて、腰痛・ひざ痛の患者さんの運動療法に携わっていました。
1日20人くらいだったかな?
約80%が、女性の患者さんで、ひざ痛(変形性膝関節症)でした。
通常、ひざ痛の方に対しての運動療法は、ひざ関節周囲に対するアプローチが多いですが、僕は腹部・腰部・股関節を中心に、アプローチをしていました。
本当であれば、個々の体を細かく診て個々に合った運動療法を行いたいところですが、ひとりで1日20以上の患者さんを診なくてはいけなかったのもあり、自分なりにマニュアル化して行っていました。
それでも、患者さんからは、こんな声をかけられていました。
「これまで、ちょっと歩くだけで、休憩しないと、膝が痛かったけど、最近は休むことなく、歩けている。」
「いつもは、手すりに掴まらないと、階段を降りることが、出来なかったけど、こないだ気がついたら、手すりに掴まらず降りていた。」
「エレベーターが、点検中で使えなくて、仕方なく、8階を階段で降りることになり、膝が痛くなるかなと思ったけど、何ともなかった。」
個々の体の状態に合わせて、アプローチをしていくのが、一番良いことですが、このようにマニュアル化されたものでも、効果・効能を考慮したものでしたら、たくさんの方に喜んで頂けるというのを体感させてもらいました。
僕が、担当していた患者さん達は、元気しているかな〜。