毎日筋トレ!

S&Cサポート代表の筋トレ日記です。

自分のカラダの弱点を把握していますか?知らないと運動効果を得られないだけでなく、ケガのリスクが高まりますよ。

2021-02-23 | パーソナルトレーナーの話

S&Cサポート代表の佐藤雄一です。
 
 
施術や筋トレ指導をするとき、お客さまのカラダの状態を、把握するために、必ず関節の動き(関節可動域)を診ます。
 
関節の動きを知らずに、施術や筋トレをしても、的確な効果を得ることができません。
 
特に筋トレは、効果を得ることができないだけで、済めば良いですが、筋肉・じん帯・関節などを痛めてしまう可能性もあります。
 
ベンチプレスで肩を痛めた......デットリフトで腰を痛めた......ランニングでひざを痛めた。
 
こういった声って、多いんですよね。
 
中には、「ベンチプレスで肩を痛めたんですけど、痛めていてもベンチプレスを出来る方法ありますか?」と、聞いてきたトレーニーがいます。
 
まぁ、出来なくもないですけど、口頭だけのアドバイスでは、伝えきれないですし、覚えきれないと思います。
 
ってことで、ベンチプレスをすることよりも、まずは治すことを優先するように、やんわりとお伝えしました。
 
ちなみに、ベンチプレスで肩を痛める人は、ご自身の肩の可動範囲や、正しい肩を動かし方を知らない場合が多いですね。
 
はじめて施術を受けた30代女性と50代女性のお客さま。
 
股関節の動きが、正常よりも狭いことをお伝えすると、お二人とも驚いていました。
 
ご自身が思っていたよりも、動かなかったようです。
 
お二人のように、本来の関節の動く範囲や、自分の関節がどのくらい動くのか、知らない方って多いんですよね。
 
「ちゃんとストレッチしているんだけど。」って言う方がいますが、本来の関節の動きを知らないので、正しいストレッチが出来ていない人が多いです。
 
仮に、正しいストレッチができていたとしても、入念にストレッチしているのは、自分が得意・好きなストレッチだったりするので、関節の動きが良いところと、悪いところの差が、大きいという人もいます。
 
たとえば、女性であれば、太もも後側のストレッチを、入念におこなっているけど、拮抗筋の太もも前側を同じように、入念にストレッチしている姿を、あまり見たことがありません。
 
お尻のストレッチと、太もも内側のストレッチも同じことが言えますね。
 
自分の得意・好きなストレッチを時間かけておこなえば、それは「日ごろ、ストレッチしている」ってなるんですよね。
 
僕が、診ている関節の動きは、動きの良いところではなく、動きの悪いところです。
 
動きの悪いところを改善することが、施術や筋トレの効果を引き上げるからです。
 
あなたは、正しい関節の動き、あなたの関節の動きの得意・不得意を知っていますか?

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