
8月3日 おふさ観音の風鈴まつりに行った時、鐘馗さんの撮り直しもしました。 その時お隣の真新しい家の棟に2体珍しい鐘馗さんが上がっていました。 新しいと思っていた家は、家の人の話だと築200年前の家で、壁や瓦をやりかえた時に鐘馗さんも綺麗にしてもらったとの事でした。 たぶん鐘馗さんも100年以上前の古いものだと思いますとの事でした。 同じような顔をしていますが、一体は顔を傾け、両手で刀を持っています。 両手で刀を持っている鐘馗さんは「京都・中亰区の鐘馗さん」とこの鐘馗さんで2体目です。 もう一体は顔は同じですが左手で刀を持って上げているサウスポーの鐘馗さんです。 左利きの鐘馗さんも少ないですね。 面白いのは2体ともにしっぽのようなものが付いていることです。 この鐘馗さんは同じ方が造られたと思われます。 「鐘馗博物館」KiteさんのHPでは刻印の銘を確認されています。

首を傾け両手で刀を持っています。 細部まで細かな模様が入った綺麗な鐘馗さんです。


同じ顔の鐘馗さんのようですが、ポーズが違います。 左手で刀を上げて持っています。 それに仁王立ちです。 しっぽのようなのが気になりますね。

撮影場所:奈良県橿原市縄手町。