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3221)房総ワンデイハイク 私的成田街道(26景目 麻賀多神社~佐倉市美術館)

2020年02月19日 | 千葉彷徨
 コロナウイルスの感染者が増える中、手洗いの励行などでインフルエンザ患者数は過去10年で2番目に低い水準だそうですが、米国では季節性インフルエンザで死者が1万数千人に達しているそうで、現時点ではコロナウイルスより遥かに多い状況です。一方国内に目を向ければいろいろなイベントの中止・縮小が報じられています。なんとなく自粛ムードの高まりを感じるのは私だけでしょうか?



 私的成田街道の続きです。麻賀多神社から新町交差点に戻ります。交差点のT字の根元には旧佐倉町の道路元標が建っていました。道路元標は旧臼井町でも目にしました(こちら)が、傍らの説明板は「市町村を通る主要な道路同士の交差点に設置され、ここが旧佐倉町の中心であったことが分かります」といたってシンプルでした。


(文字が読める状況の旧佐倉町道路元表 -佐倉市新町 2019/12/28-)

 この道路元標からまっすぐに佐倉城下町商店街が伸びています。電柱も無くすっきりした通りです。かつてはこの通りが城下のメイン通りだったのでしょう。


(代々城主の幟が並ぶ城下町商店街 -同上-)

 ちょっと古い地図を見ると城下町商店街が国道296号線となっていますが、2002(平成14)年新町交差点からまっすぐ南へ向かう道に改められ、商店街は市道となりました。その昔はここを通らねば佐倉市を抜けられなかったのでしょうが、現在はバイパスが開通しているので車の行き来は往時に比べて減ったことでしょう。


(古風な建物もある城下町商店街 -同上-)

 数分進むと佐倉市立美術館があります。狭い通りなのでより大きく感じられます。レンガ造りのエントランスは1918(大正7)年に建てられた旧川崎銀行佐倉支店です。川崎銀行とは聞きなれませんが、その流れを下ってくると現在の三菱UFJ銀行に至ります。

 建物自体は1937(昭和12)年に旧佐倉町に売却され、その後町役場→市役所→中央公民館→新町資料館→市営美術館エントランスと、1世紀の間に様々な役割を務めてきました。


(佐倉の街を見続けた美術館 -佐倉市新町 2019/12/28-)

 第4日目は約4.6キロと短めですが、ここまでとします。



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