3244)房総ワンデイハイク 私的成田街道（42景目 不動尊旧跡～成田駅前)

　隣国で、新型コロナウイルスを消毒しようとして電子レンジに紙幣をチンし、発火する事象が発生しているとか。どのような経緯でチンしようと思ったのは報道の限りでは分かりませんでしたが、自分が想像しない品がチンされて庫内で爆発したり発火するというのはよく聞く話です。しかし電子レンジの加熱終了が「チン」という音だから「チンする」という表現が定着していますが、もし一番最初の製品の音が違ったら、その擬音語が定着していたのでしょうかね。



　私的成田街道の続きです。不動尊旧跡から旧成田街道は京成本線とＪＲ成田線に挟まれて成田市街地へ向かいます。

　ほどなく現われたのは不動ヶ岡バス停。一帯の地名である不動ヶ岡は前回ご覧いただいた不動尊旧跡に因んでいますが、そのことよりも目を惹いたのは、バス停の広告でした。広告下方に「電報電話局前」とありますから、少なくても1985（昭和60）年の電電公社民営化以前から設けられていたことになります。広告料はどうなっているのでしょう？


（上半身だけ新しくなったバス停　－成田市不動ヶ岡 2020/02/01－）

　不動ヶ岡バス停から約７分で、右手に京成成田駅、左手にＪＲ成田駅が見えます。旧成田街道を挟んで両駅を結ぶ道は平成の間にずいぶんと変わり、非常に行き来しやすくなりましたが、京成成田駅の駅前の狭さは変わりません。路線バスの縮小で駅前のバス停が小さくなり、多少車道は広まったかもしれませんが。


（京成成田駅　－成田市花崎町 2020/02/01－）


（ＪＲ成田駅　－同上－）

　そのＪＲ成田駅前交差点にはからくり時計があります。ちょうど00分になると扉が開いて祇園のお囃子が流れ、次いでせりあがって歌舞伎舞台が広がりました。ふだんどれだけの関心を得ているか分かりませんが、この日は私の他に２～３人の年配者が見入っていました。


（５分ほどのおもてなし　－同上－）

　それでは表参道に入ります。



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