おはようございます。
今日も暑くなりそうですね。
突然ですが、探偵ナイトスクープという番組を御存じでしょうか?
関西ローカルの番組です。毎回すごい視聴率を誇るお笑い系の番組です。
先日の放送の中で、目の見えない男性が苦手な山登りをしたいから盲導犬と一緒に山登りするのを一緒に手伝ってほしい、という依頼が来ました。
芸人の探偵役がひとり派遣されるシステムで、石田靖さんが男性に会いに行きました。
その男性は30代ぐらいの方で、最近子供さんも生まれたそうです。
石田さんが、
「探偵ナイトスクープはどのようにして見てるんですか?」
と質問すると、
「もちろん音声だけで充分楽しめていますが、みなさんの笑い声で、笑顔が目に浮かぶんですよ」
そうおっしゃったとたん、石田さんが涙を浮かべていました。
とても嬉しかったのでしょうね。石田さんの優しさを深く知ることが出来て嬉しくなりました。
そして、山登り決行となり、見ていても、かなりきつい山道を選択されました。
目が見えない中、それだけでも不安だと思うのですが、男性は力強くどんどん歩いて行かれました。
盲導犬も一生懸命で、その姿を見ているだけでも感動します。
そして、岩の壁のようなところに着いて、山岳トレーナーの方が「ここを登ります」と言うのです。
10メートルぐらいある岩壁を登るなんて、普通の方でも難しいのにどうしてここまできついことをさせるのだろう? と、思いました。
石田さんが、
「どうします?」
と、男性に聞くと、
「あ、帰ります」
と冗談をサラリと言えるような方で、それでも、
「行きます!」
とはっきり答えていました。
上からロープを垂らして、それを持ちながら登るのですが、石田さんでも必死でした。
次に男性が挑戦されたのですが、決して怖れていない。足はしっかり岩肌に食い込んで、とても安定した登り方です。
見えないとしたら、どんなに恐いかわからないのに、なんて心の強い方なんだろう。
岩肌の裂け目にうまく足と手を挟みこんで、無事登りきられたのです。
頂上の景色は素晴らしく、男性は実際は見えていなくても、感覚でしっかり見えます、とおっしゃっていました。
15歳の頃、突然目が見えなくなったそうです。
それでも、男性からはひとつも卑屈なところがなく、まさに自然体で生きておられます。
頂上に登った時、石田さんが、
「今いちばん何がしたいですか?」
と質問したら
「息子と冷房の前で涼んでいたいですね」
こんなウィットに富んだ返事をされていました。
このVTRを見ていた西田敏行さんや出演者の芸人が全員涙を流していたのです。
ただ男性が一生懸命山を登った姿だけで、どれだけの勇気と感動を与えてくれたでしょうか。言葉で何かを一生懸命伝えることではなく、どんな大変なことがあっても、たんたんと受け入れ、生きることを楽しむ姿を見せてただくだけで、人はこんなにも感動するのだ、ということを深く教えてもらえました。
いつも大爆笑のテレビ番組が、こんなにも感動する番組になることもびっくりでした。
本当にありがたいものを見せていただきました。
いい涙を流させてもらいました。
とても感動した気持ちでゆっくり眠らせてもらいました。
みなさま、今日も素敵な1日をお過ごし下さいね~
お書きになる文章がどんどん目を見張るほどにすばらしくなり、「皆に伝えたい。わかちあいたい」という気持ちがどんどんパワーアップしているのかな・・・と思いました。
本来もっていらっしゃるエネルギーがうまく循環している気がします。
明美さんは皆と幸せをわかちあうことができる力があるのですね。
明美さんに出逢えたことに感謝しつつ、ますますのご活躍を見守っています。
ありがとうございました 。
それだけでも感動的なのですね。
山登りをされることが素晴らしい。
頑張っておられることが素晴らしい。
それはもちろんそうなのですが
卑屈でなく、自然体で、そうしておられるからこそ素晴らしいのですね。
同じことをして、同じように頑張っていて
どちらも同じように素晴らしいのに、なぜかどこまでも
応援したくなる人と、そうでもない人がいる。
ご自身の力に頼んで、がちがちに頑張っている人と
どこか委ねること、
自分だけの力で生きているのではなく、生かされているのだということを知っておられ、
花のようにふんわりと生きておられる方との違いなのかもしれないと感じました。
わたしたちは往々にして、自分の力で頑張りたいと願い
頑張って自分の力で成功したいと思いがちですが
それはエゴなのですね。
もう一度、自分の頑張りがエゴなのか、自然体なのかを見定めたいと思わされました。
ありがとうございます。
福井さんの記事が掲載されたご本、買わせて頂きましたよ。
ご掲載、おめでとうございます。
沢山の人に、励ましの力が届きますね。
ありがとうございました。ちょっとポイントが外れますが、私
がふだんから思っていることを連想的に書かせていただきます。
お笑い芸人は、自分を笑いものにし、人から笑われるのが仕事。
そのため、恥も外聞も捨てていつも無我になる練習をしている。
お笑い芸人の中に、情の深い人や涙もろい人が多いのは、天性
もあるだろうけど「無我の練習」の成果もあるのではないか。
いつも笑いと涙を誘う人に、私は心からの敬意を表し、心から
の羨望を感じます。いつもこの世で必要とされる人だから。
この度は、PHPスペシャルで全6ページに渡るインタビュー記事がご掲載されたとのこと、
心からおめでとうございます!!
壮絶なまでの肉体の苦しみを経験され、ご家族の愛とともに昇華され切った明美さんの清らかなお心が、お書きになるご文章から溢れ出ていて、心が洗われるようです。
生まれながらに視力に障害を持つ知人が書かれていました。生まれたときから見えないよりも、途中から見えなくなる方がつらいはずだと。
この男性は、15才の、まさに人生これからというときに、突然視力を失われたのですね。それがどれほどおつらいことだったか、想像を絶するものがあります・・・・・・。
でも、この方は、それに絶望することなく、結婚もされ、お子さんにも恵まれ、岩登りにまで挑戦されている!!
> どんな大変なことがあっても、たんたんと受け入れ、生きることを楽しむ姿を見せてただくだけで、人はこんなにも感動するのだ、ということを深く教えてもらえました。
これはまさに、明美さんや一心太助さんに相通ずるものがありますね!
この世には、敢えて難しい肉体を選ぶことによって、人々に勇気を与えるために生まれて来る魂もあるそうです。
ヘレン・ケラーやホーキング博士のように。
どんな状況にも動ぜず、なんとかなるという信頼を持って前進されるお姿のどんなに尊いことか。
天国のこうきがわたしに伝えたかったのは、こういうことなんだと、お盆を迎える今日、しみじみと感じました。
明美さん、いつもたくさんの感動をありがとうございます!
こんにちは。
いつもあたたかいコメントをいただき、本当にありがとうございます。
私はももさんの決めたことをたんたんとこなされるお姿に心から尊敬の念を抱いています。
思っていてもなかなか出来ることではないですね。
とても大きな学びをいただき、ありがとうございます♪
私も勇気を持って進みます。
またお会い出来る日を楽しみにしております。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
おっしゃるように、障害があっても卑屈に生きるのか自然体で生きるのか、すべて自分が選択出来るのなら、この方のように生きたいと思わせる方でした。
目が見えない方は、ひとつ夢が叶うとしたら愛する人の顔、愛する子供の顔が見たいとおっしゃいます。
私たちはその痛切な夢を毎日当たり前のように叶えています。
それがどんなにありがたいものなのか、あらためて教えていただいたように感じます。
さくらみるくさん、雑誌も買っていただき、いろいろなところでフォローして下さり、感謝でいっぱいです。
そのご姿勢から学ぶこともいっぱいありました。
本当にありがとうございます。
コメントありがとうございます。
素晴らしい視点からの言葉、とても勉強になりました。
確かにお笑い芸人さんはプライドというものをすべて捨て去り、自分を下にしてでも人を笑わせようとする姿は無私の姿となりますね。
だから涙もろく人情に厚い方が多いのですね。
とても深い洞察力に頭が下がります。
新たな気付きを下さって、ありがとうございます。
こんにちは。
もったいないお言葉の数々、怖れ多いです。
私はまだまだ自然体という心にはたどり着いていないので、この方の姿が本当に眩しく感じられました。
正岡子規が残した言葉に「平気で死ねることが悟りではなく、何があっても平気で生きることが悟るということだ」このように憶えています。
私も心からそうだと感じました。
どんなことがあっても、心が穏やかで平気でいられたらこれこそが幸せだと思うからです。
何かを得たら幸せではないのですね。
ウッキーさんの明るさ、素直さ、思いやりの心の深さ、すべてから学ばせてもらってます。
うらやましいぐらいに^^
いつもありがとうございます。