絆の法則

澤谷 鑛

馬鹿にされても・・・(後編)

2009-10-15 | Weblog
山さん
 
馬鹿にされる、と一言でいっても、いろんな程度があり、もちろん許されない場合もあるでしょう。
しかし、それぞれが妙なプライドを持っているばかりに、案外つまらないことで、
「馬鹿にされている!」
と腹を立てたり、怒りこそしないまでも自信を失ってしまったりすることが、結構多いのではないかと思うのです。
 
つまり、自分が作り出してしまっている、ということかもしれません。
 
また、仮に実際に見下げられているように思える状況であったとしても、昨日ご紹介したドラマのなかの老警官のいうように、
「そんなに悪いことなのか?」
と考えると、そうでもない、といえることがほとんどではないか、と。
 
・・・宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を思い出しました。
ご存知の方多いでしょうが、あらためて一部を抜粋してみます。
 
雨にも負けず 風にもまけず 
雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体を持ち
欲はなく
いつも静かに笑っている
(中略)
あらゆることを
自分を勘定にいれずによく見聞きし分かり
そして忘れず
(中略)
北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろと言い
(中略)
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに私はなりたい

 
 
 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
生き方 (三谷和英)
2009-10-15 08:02:05
>自分が作り出してしまっている、ということかもしれません。

本当ですね。「相手がバカにしている」と感じているのは、自分ですからね。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」

子どものころから何度か読んだり聞いたりしてきましたが、ようやくこの頃少し意味がわかるようになってきました。

これは、相当レベルの高い生き方ですよね。
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心のもち方 (☆けいすけ358☆)
2009-10-15 11:58:00
おはようございます。
心のもち方の大切さを感じました
今日もありがとうございます
返信する
生きざまが格好いい (hado)
2009-10-15 18:43:13
つい最近、宮沢賢治の伝記を読んだ
ところで、彼の生きざまが格好いいと
感じていました。

そういうものになりたいと私も思います。
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「雨ニモマケズ」の生き方 (山さん)
2009-10-15 20:35:45
【「雨ニモマケズ」の生き方】
三谷さんへ。

「雨ニモマケズ」
これまでも何度も触れてきた詩であるはずなのに、つい世の喧騒に紛れて、どこか頭の片隅に追いやられてしまいがちでした。
あらためて読むと、フッと大切な出発点に引き戻してくれそうな気がしますね。

また明日も過ごしていかねばなりません。
この詩を胸にしまって、やっていきたいと思います。
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こころ掛けの大切さ (山さん)
2009-10-15 20:37:07
☆けいすけ358☆さんへ。

日々、何事にもなにかを心がけながら、過ごしていかねばなりませんね。

この「雨ニモマケズ」を心がけて過ごしていきたいですね。
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格好いい生き方 (山さん)
2009-10-15 20:38:23
hadoさんへ。

自分のこれまでの生き方・・・どうだったんでしょうね。格好は決して良くなかったような(苦笑)。

まあ、「格好いい」とはどういうことを言うのか。
結局のところ、自分の納得のいく、腑に落ちることを言うのか。そんな気がしております。

これまでは、自分の場合、腑に落ちる生き方はまだ出来ていないですね・・・。
これからやっていくようにしたいです。
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