絆の法則

澤谷 鑛

誰かのために、きれいになるという発想。

2015-01-12 | 牽引の法則
                              ユウコ

今年もていねいに、よい展開をイメージしながら、仕事にまい進していきたいと思っております。

お正月休みには、たくさん本を読みました(仕事上のものも含め)。

その中で昨年末に刊行された、澤谷鑛先生の『すべての「願い」は現実になる』(総合法令出版)。
これをまたじっくり読み返したところ、先生のテーマのひとつでもある「心のデトックス」について、今一度自分の中で再確認が出来ました。
人間というのは、とにかく心の中に在るものを引き寄せてしまう生き物。
なので、心の中に嫌なものをずっと置いておくというのは、本当によくないことなのです。
そこで今年の目標は、「常に心を楽しく、明るいほうへ向けている」といたしました。
そのためにも、日々心のデトックス、クリーニングに励みます。

そして、過去のノートをひっくり返していたら、澤谷先生からうかがった、こんなお言葉が記されていました。

【心をデトックスすれば、不思議に人間同士の絆は深まり、そしてまた自分の心も満たされていくもの。
それには、日々「ちょっとしたいいこと」「ちょっとした貢献」をしていくことが大切。】

その箇所を読んで、思いました。
美容活動というのも、そういう発想で行うのが正しいのではと。

たとえば、メイクひとつするのも、
「どうよ! きれいでしょうっ」
というように、ちょっとでも威張ってしまうような気持ちでやってしまってはダメなのです。
本当に上っ面だけしか整わない、残念で粗野な印象のメイクになってしまうからです。

そうではなくて、
「今日会うあの方に、明るい気持ちになっていただけるよう、きれいにチークを塗ろう」
「わたしと一緒にいて、楽しくなってもらえるよう、元気なピーチピンクのグロスをつけよう」
こんな気持ちでメイクをしたなら、その美は相手の心を癒すこと、間違いありません。
そこには真の美しさが漂うはずです。

また、睡眠不足でへとへとで、メイクをするのも億劫でならない日もあるものです。
こんなときこそ、美女魂を奮い立たせるとき!
青白い頬や、クマの浮いた状態で誰かに会うなど、美人のすることではありません。
そこで血色をよく見せるオレンジピンクのチークや、コンシーラーがあなたを救います。
気力を振り絞ってメイクを仕上げたとき、鏡の中には(少し)健康そうな自分がいるでしょう。
なんとなく、「大丈夫」な気分になると思います。

そしてまた、誰かに心配をかけなくてよくなったりもします。
きれいになろうとする気持ちは、自身を励まし、さらに他者への気遣いにもつながると思うと、美容活動というものが突如、気高く感じられたりするから不思議です。

人は、ひとりできれいになったところで、しょうがないものです。
その喜びやわくわくする思いを、誰かと分かち合い、調和させてこそ、美容活動は幸せに結びつくのでしょう。

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