映画@エイプリルの七面鳥/PIECES OF APRIL

2006年06月10日 12時31分24秒 | 映画 あ行
ニューヨークにある小さなぼろアパートメントに
黒人のボーイフレンド ボビーと暮らすエイプリル
今日は彼女にとって大切な1日
“サンクス・ギビング・ディ”のこの日に彼女は
疎遠になった両親、祖母、弟、妹の家族を招待したのだ

それは長い間、迷惑をかけ続けてきた家族への感謝の気持ち
今死を目前としている母親への気持ちでもあった
朝から七面鳥の下ごしらえなどをするボビーとエイプリル
他の準備のためにボビーは出掛け、エイプリルはオーブンで
七面鳥を焼こうとするが、肝心のオーブンがなんと故障していた
エイプリルはオーブンを求め、アパートを上へ下へと走り回る

一方、エイプリルの家族は車で彼女の家と走り出したが、
エイプリルの思い出したくもない思い出話などで行く気を失ったり、
トラブルが起こったりと順調に進んでいく気配がない。
果たして、無事に“サンクス・ギビング・ディ”を過ごせるのか。。

物語の主人公はエイプリルという女の子
散々家族に反発して、迷惑をかけっぱなし
母親にも兄妹にもすっかり見放されてしまっていて。。
でも、その彼女がこれからやってくる家族のために、一生懸命になる
それが、みんなが集まる“サンクス・ギビング・ディ”というところが、
なかなか素敵なストーリー♪

オーブンを借りるために、アパートのドアを叩きまくるエイプリル
普通、いきなりオーブン貸してって来られてもさー、貸さないよね
アパートの住人は個性的な人が多くて可笑しいんだけど、
中にいるんだよねー、すごーく優しい人が!!
いい人に出会えて良かった、一緒に嬉しくなったよー

エイプリルは近所の家族の助けを借りて、なんとか料理を仕上げる
アパートの階段や部屋の中を飾ったり、ひとりひとりに作った
カードなんか、凄く可愛いくて!!

でも、彼女の家に向かう家族の方は、エイプリルに会う事に
躊躇していて、スッタモンダしながら半ば嫌々向かって行く
母が思い出す事は、エイプリルの悪いところばかり。。

そして、せっかくアパートの前まで行ったのに。。
レストランに行ってしまうんだよね。。凄くショックだった。。
ひど過ぎるー!!と、一旦は落胆して悲しくなったのだけど
ラストが凄くイイー!!泣けるなー。。
なんだかんだ言っても、やっぱり母だよね。。
アパートに行ってくれて、本当に嬉しかった
そして、やっぱり家族だねー、打ち解けて全員でテーブルを
囲んでの食事の風景が良かったなー

この映画、上映時間80分と短いし、ストーリーも分かりやすい
とても小さな映画だと思うけど、いろんな事が詰まっている
エイプリルを応援したくなるし、周りの人の暖かさにも触れられる
それに、何があっても家族ってひとつになれるんだよね
心温まる作品でした♪



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クマ)
2006-06-10 14:06:10
こんにちは。

私もこの作品大好きです♪

一生懸命料理を作るエイプリルも、エイプリルを助けてくれるアパートの住民もみんないい人ばかりでとても素敵でしたよね。

個人的にはブラックユーモアを連発するエイプリルの母親がとても印象に残ってます。
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こんにちは! (satty)
2006-06-11 15:06:22
クマさん

良い映画ですよねー!!

お母さん、印象的でしたね。

オチャメだったり、切なかったり。。

バイクで娘のアパートに向かうシーンが

一番好きです
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