里山の山小屋の周囲に、雑木林があるが、
その一角を、クヌギや山桜のみを残し、きれいにしたらいいだろうなぁ!!
つまり「山庭を造る」、そんな夢を持ち続けてきた。
その夢があるから、里山にのぼり続けてきたのかもしれない?
しかし、自分で作業するには「大変」であるのも確か?
年々、力仕事も「しんどく」なってきた?
そんなことを、意識するようにもなった。もちろん、加齢が要因である・・・・
やむを得ず、森林組合に伐採を依頼することになった。
「ヤマツツジ等々も残したい」、と愚妻がうるさい(これはないしょ)ので、
組合の方が来る前に、その周囲だけでも刈りはらって置けば、
ヤマツツジも残すことが出来るし、組合の方々も仕事がしやすかろう?
過去に、雑木林としてきれいに整備したところを見学したことがあった。
芽吹きのころは、特にきれいだ。
秋も、落ち葉を踏んで散歩する…そのことが忘れられず、
「完成したわが里山の雑木林」を頭に描き、
刈り払いに集中した、もちろん無の心境である。
里山に上ると、すっかり気分は「やま人」になれる。