ちゃんと歯を磨いているのにどうして虫歯になるの?3

2005-04-06 15:38:36 | Weblog
どのようにして唾液はでるのでしょうか?唾液と言っても種類があるのですが、ここで必要な唾液はさらさらな唾液です。

そう小川がさらさら流れるように、唾液がさらさら流れる、そうすれば口の中は清潔に保たれるのです。

ではさらさら唾液はどのようにして出るのでしょうか?
それは自律神経(副交感神経)の作用によってでます。副交感神経を刺激するのが咬む運動とそれに附随した舌の運動です。

副交感神経、、、どこかで聞いた神経ですよね。咬むことによて副交感神経が刺激され唾液が出る、咬まないと副交感神経が刺激されない、、、ということにもなります。

ちょっと話しがずれますが、咬まないと交感神経優位になってしまうということも言えます。交感神経は緊張の神経です。喉がからからにかわき、身体も緊張、ストレス状態です。

ふむふむ、では副交感神経を刺激するために咬むということはリラックスできるということですよね~、そう!食事をするとリラックスして眠くなりますね、それは副交感神経の働きです。

寝ているときは唾液の分泌量も少なくなります。副交感神経も休んでいます。朝起きると交感神経も徐々に目覚め、活動的になります。しかし副交感神経が眠ったままだと、唾液も出ないしお腹も好かない、、、交感神経優位すなわちストレス状態になっているのです。

ここでちゃんと食事をとる、時間をかけて集中して良く咬む、すると副交感神経も起き唾液も出るし、胃腸も動き始めます。生活のリズムをとる、、、動物として当たり前のリズム

朝晩のリズム、食事のリズム、咬むリズム、呼吸のリズム、鼓動のリズム、会話のリズム、人と人の間合いのリズム、、、これらのリズムが崩れてしまっているのなら、そのこと自体が自律神経の荒れ、、、要するに「ストレス」なのです。

ん~

唾液の話から、現代社会のストレスの話になってしまいましたが、朝時間をかけて集中して良く咬んで食事をとる、これが副交感神経を刺激し唾液を出し、虫歯を減らし、さらにストレスを減らす。朝一度スイッチが入れば、一日唾液は出続けるのです。

では具体的にどういう朝食をどのようにとったら良いのでしょうか?

それは、、、次回に続く!


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