0217.
久しぶりに渋谷駅で降りる。
渋谷が変わっていくとか、それは少なからず否定的な意味合いを込めていう誰かの言葉を最近目にしたけれど、昨日も今日もよそ者の自分からすると、相も変わらずひたすらに禍々しい街だなと思った。ぐわあとしている。誰も彼もが何かを消費するために来ていることを隠そうとしない街だ。だから、その禍々しさは、ある種の清々しささえ感じる鮮やかな欲望の渦だ。それはいつもいつも何かを消費するためだけに自分がここに来るから、そう感じるのかもしれない。
人の群れとごみの山とををくぐり抜け、7階へのエレベーターにのる。7th floorはうそみたいに静かな空間がぽっかりと空いたところだった。ユンボを観に来て以来だとフジモリさんにいったけれど、ゑでぃまあこん以来だったかもしれない。ともかくとても贅沢な感じがした。見汐さんたちがリハーサルをしている。少し見ていて、やっぱりとても贅沢な感じがした。それからピックを買うためにまた路上の喧騒にまみれる。走って戻って、ローソンのレジが進まない。手には2リットルの水。いまだに1リットルの水が160円で、2リットルの水が98円だなんてやっぱり狂ってるよ、資本主義の歪みだな、とか思う。思ってもやっぱりレジはなかなか進まない。通りを挟んで両側のライブハウスでアイドルイベントをやっていて、たくさんの人がいた。
東京スーパースターズはゆっくりリハをして、よいライブをした。ああ、よいうたをうたうバンドだなあと多くの人が思ったに違いない。なぜなら私はそう思ったから。
自分たちの演奏が終わって、片付けて半ば放心して、水を飲む。しばらくして見汐さんたちの演奏がはじまった。本当にすばらしかった。すばらしい歌と演奏にゆらゆらとした。しみわたっていくようでもあったし、駆け抜けていくようでもあった。グルーヴとか。形容する言葉がないけれど、それも恥じない。安い感傷ではないそれ自体の感動があったのだ。やっぱりとても贅沢な感じがした。
今日という日があったことに今日という日を共にしてくれた人たちに感謝したい。今日は私(たち)がもう一度生まれた日だと思った。大袈裟だなとも思いながら、山手線に揺られて帰った。また、朝が来るならば、子どもたちと丸山真男とか読むのだ。四時半に起きてな。斯くして朝は来た、く~。
「やりたいんだったらうだうだ言ってないでちゃんとやれって。」と言われているようだった。じゃなきゃあださすぎる。ちゃんとやる。やりたくなかったらやらなくていい。
見汐麻衣 「はなしをしよう」Let's Talk
大野くん、来月は京都、行くぞ。
2019/03/16((土))
「Between Days 5」@西院ネガポジ(京都)
東京スーパースターズ
merimeriyeah
knit
Cimane
17:30 open // 18:00 start
¥1900/¥2400(別途1ドリンク)
来場特典ZINE有
久しぶりに渋谷駅で降りる。
渋谷が変わっていくとか、それは少なからず否定的な意味合いを込めていう誰かの言葉を最近目にしたけれど、昨日も今日もよそ者の自分からすると、相も変わらずひたすらに禍々しい街だなと思った。ぐわあとしている。誰も彼もが何かを消費するために来ていることを隠そうとしない街だ。だから、その禍々しさは、ある種の清々しささえ感じる鮮やかな欲望の渦だ。それはいつもいつも何かを消費するためだけに自分がここに来るから、そう感じるのかもしれない。
人の群れとごみの山とををくぐり抜け、7階へのエレベーターにのる。7th floorはうそみたいに静かな空間がぽっかりと空いたところだった。ユンボを観に来て以来だとフジモリさんにいったけれど、ゑでぃまあこん以来だったかもしれない。ともかくとても贅沢な感じがした。見汐さんたちがリハーサルをしている。少し見ていて、やっぱりとても贅沢な感じがした。それからピックを買うためにまた路上の喧騒にまみれる。走って戻って、ローソンのレジが進まない。手には2リットルの水。いまだに1リットルの水が160円で、2リットルの水が98円だなんてやっぱり狂ってるよ、資本主義の歪みだな、とか思う。思ってもやっぱりレジはなかなか進まない。通りを挟んで両側のライブハウスでアイドルイベントをやっていて、たくさんの人がいた。
東京スーパースターズはゆっくりリハをして、よいライブをした。ああ、よいうたをうたうバンドだなあと多くの人が思ったに違いない。なぜなら私はそう思ったから。
自分たちの演奏が終わって、片付けて半ば放心して、水を飲む。しばらくして見汐さんたちの演奏がはじまった。本当にすばらしかった。すばらしい歌と演奏にゆらゆらとした。しみわたっていくようでもあったし、駆け抜けていくようでもあった。グルーヴとか。形容する言葉がないけれど、それも恥じない。安い感傷ではないそれ自体の感動があったのだ。やっぱりとても贅沢な感じがした。
今日という日があったことに今日という日を共にしてくれた人たちに感謝したい。今日は私(たち)がもう一度生まれた日だと思った。大袈裟だなとも思いながら、山手線に揺られて帰った。また、朝が来るならば、子どもたちと丸山真男とか読むのだ。四時半に起きてな。斯くして朝は来た、く~。
「やりたいんだったらうだうだ言ってないでちゃんとやれって。」と言われているようだった。じゃなきゃあださすぎる。ちゃんとやる。やりたくなかったらやらなくていい。
見汐麻衣 「はなしをしよう」Let's Talk
大野くん、来月は京都、行くぞ。
2019/03/16((土))
「Between Days 5」@西院ネガポジ(京都)
東京スーパースターズ
merimeriyeah
knit
Cimane
17:30 open // 18:00 start
¥1900/¥2400(別途1ドリンク)
来場特典ZINE有