恋はもうもく

はいあがってくるしずけさをうたでみたすー

0204.降雪、パーフェクトライフ

2014年01月28日 21時31分10秒 | 色恋沙汰α
窓の外をふと見やればひどい雪が舞っている。
ひっそりと年が明けて、それから一ヵ月が経った。
年末年始には実家に帰る。帰れば、少しイモウショナルな気持ちにもなる。かと言って特筆すべきこともなく、大野君と遊んで、(それから少し旅行をして)それからまた東京に戻るのだ。大野君は地元の友だちで、ピアノが上手だった。やるべきことを探したままうろうろと彷徨っている親泣かせのアラサーで(彼の名誉のために言っておくが親のすねをかじっているわけではないはずだ)、私は彼の音楽がとても好きだ。文章も好きだった。最近の文章は知らない。10年前に大野君が鳴らした音楽は今聴き返してなお震えるし、それは多分に若さの為せる技だとしても、やっぱりすばらしいと思う。あんまりほめると死んだ人みたくなるけど大野君は生きている。し、大野君が今鳴らす音楽もやっぱりすばらしい。そしてうろうろ遠回りばかりしている。行く先も知らずに。

東京に戻って、二度、ライブがあった。東京スーパースターズは元気にしている。rebel and summerはひっそりとうろうろしている。恋はもうもくもひっそりとしている。だけど、ここ二週間ほどの私は漲っている。下北沢ERAの近くの小さな喫茶店で、頭を強くぶつけて、それでハイパーになったのだ。二、三日もすれば落ち着くが、二、三日もすればまた漲る。その都度、書くに値することもあるような気がするのだけれど過ぎてしまえばすべてがなんとやら。書くという行為が、そもそも値なのだ。

一昨日、シェルターでroom 202の"room's up"のレコ発があった。room202は、勢いあるようでやっぱり地味なギターがビキビキと転げまわってロックしてた。「それでもやるんだよ」って声が終始滲み出る30代のギターロックが、助走なしに小股で全力疾走していた。とても小気味よかった。
・・・なんかディスってるように聞こえるかもしれないけれど、半ば諦めのように、やりたいこと、それでやるべきことやるだけさっていうのが前面に出たサウンドは(結果として確かに華はないけれど)清々しかったし、なんというか、うれしかった。背中をそっと押されているような気さえした。



それで、久しぶりにPERFECT LIFEを観たら、とてもよくってびっくりした。
自分の周りのバンドで、こんなに完成度の高い音を鳴らしているバンドがいたのか!・・・っていうとほめすぎかとは思うけれど、本当にすばらしいと思った。
キーボードとギターとで繰り広げられるキラーリフの応酬を歌が丁寧につなげていく。タイトなリズムとコーラスが的確にそれに彩りを添えていく。憎々しいほどに的確な展開に、はーすごいなーって感嘆がもれでたし、隣で観ていた西森さんに何度も「なんか、すごくないっすか?すごいよくないっすか?」って確認してしまった。(room202もかっこよかったですよ!)
周平さん、うた上手いなあって、改めて聴き入ったし、それがバンドサウンドの一つとして鳴っていて、その音の配置がなんかもうすごいなあって。思った。PERFECT LIFE、音源はとても楽しみだし、それが「売れ」たら本当に希望があるなあ。希望があるんだけどなあ。
ギグです。

2/11(火/祝)@小岩BUSHBASH
東京スーパースターズ / OHAYO MOUNTAIN ROAD / 羊数える / 1000pounds / BE AGGRESSIVE / sundown village band / シャイガンティ
■open17:00/start17:30 ■adv1500yen door1700yen(+1drink order)


2/28(金)@早稲田ZONE-B
恋はもうもく / 吉田将之 / 思い出狂 / 抗 抜刀斎(A PAGE OF PUNKツトムさん) / THE WEDDINGS / Mar-Tさん / NOGIO ANGEL
open/19:00 start/19:30 500yen+D


3/15(土)@黄金町視聴室その2
恋はもうもく / and more


3/22(土)@高崎FLEEZ「わっしょい2014」
東京スーパースターズ / the keys / 笹口騒音ハーモニカ / ハラフロムヘル / 箱舟はいっぱい(ex.夢見てる) / etc...
OPEN:15:00 / START:15:30 前売:¥2500


取り急ぎ、二月三月の。いっぱいほめたなあ。
あと、二、三伝えたいことは、ある。