本日は、新年最初の土曜授業。そして、子供たちが楽しみにしていた「磯餅焼き」の日でした。「磯餅焼き」とは、里地域に伝わる伝統行事です。里小学校の校庭に、高齢者クラブの皆様にお集まりいただき、全校児童といっしょに活動していただきました。まず、高齢者クラブ代表の一山 勝人様が子供たちに「磯餅焼き」のいわれや伝統を話してくださいました。
続いて、里小学校前の海岸におりて、ブロックと瓦で「ジロ」を造っていきました。
「ジロ」が一通り出来上がると、子供たちは手を餅を持ち、「海の竜宮様、海も泳がっしゃれ 貝も取らっしゃれ
俺が肩方きて守ってくいやれ」と言いながら餅を海に一斉に投げ入れました。
海の恵みに感謝しながら餅を投げた後は、「ジロ」での餅焼きが始まりました。高齢者の皆様とお話しをしながら、できたての餅を食べる子供たちの顔はどれも幸せいっぱいという感じでした。
最後に、本日お世話になった高齢者クラブの皆様に全員でお礼を言いました。
後片付けは、5・6年生がすべて自分たちで行いました。
子供たちにとって、とても心に残る「磯餅焼き」になったことと思います。高齢者クラブの皆様、誠にありがとうございました。改めて心より御礼申し上げます。