サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改

一言:ここは俺が引き受けるから、早くクリスマスを……!

俺的アニメ回顧録第十一回・年度別視聴作品-2002年前半

2005-12-24 11:49:12 | 俺的アニメ回顧録
 それでは、今回からは個人的に一息ついた後の作品を振り返ってみよう。



 火曜日16:00~(最初の数回のみ)25:55~(その後)
 フジテレビ
 1月~9月(確か、休止がやたらに多かったような気がする)
ラーゼフォン

 えーと、どんな話だったかな…ムー人の作ったロボットの話じゃなかったかな?何でこんなに無いようを覚えてないのかというと、一重にストーリーが難しすぎた!!明るめじゃないのは良かったけど、あまりにも情報が断片的過ぎて纏め切れていない印象だけは強かった。劇場版を見た方がいいかも。




 水曜日?24:45~?
 フジテレビ
 1月~3月
 KANON
 
 言わずと知れた、「鍵っ子」なる言葉を生み出したKeyのゲーム原作。この作品は、原作にあまりに忠実に作ってあるらしく(原作未プレイ、でも友人がやっている所を少しだけ見たことがある。特に笑ったのが、真琴に無理矢理コンニャクを食わせるシーン。この作品が好きな方なら、頷いていただけると思う)、その掛け合いの楽しさは素晴らしかった。一部で「アゴアニメ」などと陰口を叩かれる事もあるようだけど、全体としてみると、丁寧に作ってあるという事はよく分かる。ただし、この会社の作品も、何でもかんでもファンタジー方向にもって行こうとする気配がある。
 
 ストーリーでその部分が出てくるまでは、至極真っ当な学園生活が送られているだけに、少々急すぎる感も否めない。

 ま、そんなことはどうでも良いくらいに秋子さん@皆口裕子さんの声に癒された訳ですが。終盤、事故にあった時はどうなることかと…




 土曜日24:45~?
 TVK
 4月~7月
「アニメコンプレックスナイト」枠内
りぜるまいん

 限りなく人間に近い人造人間、「プロトマンカインド」のメインヒロイン、りぜると、彼女に相応しいと国から選ばれた平凡な中学三年生、岩城友紀が、りぜるの研究の為に超法規的措置から夫婦になってしまう、というすんげぇお話。

 かのM.O.E.作品という事もあり、萌え度は核爆弾級。りぜるの釘宮ボイスも相まって、悶えまくりな内容だった。特に後半、りぜるが「お子ちゃまクマさんぱんちゅ」から、いわゆる「普通のショーツ」に衣替えするあたり、それまで微妙に外れていた俺的ストライクゾーンから、切れ味鋭いスライダーよろしくハートに食い込んできやがりましたよ。

 りぜるがなぜ友紀を愛するのか、という問いにも、ちょっとホロリとさせられるエピソードが用意されてたりして、スキのない作品だった。

 地上波なのにてぃくびのポロリもあり。その潔さに感服した秀作。

 見た事が無い人は、りぜるまいん公式ページで、OPがダウンロード出来るので、是非釘宮ボイスを堪能してくれたまえい。そこでは、各話のタイトルにも注目だゾ♥

 そして同じく「アニコン」枠で放送していた、いわくつきの…厳密に言うとアニメじゃないんだけれど、
鋼鉄天使くるみpure

 ああ、これは恐ろしい作品だッ…なんと、くるみやサキやカリンカが、実写で登場してしまうという怪作。

 当時、中学生くらいの子が鋼鉄天使達の扮装をして登場してた。アニメとは違って、オリジナルストーリー。

 最初はあまりにおぞましくて、華麗にスルーしていたのだが、何の拍子か、一回見てみると、奇妙な事に俺との歯車がぴったり合ってしまったんだね。

 考えてみれば、建前上は俺的にストライクゾーンな女の子が三人も出てくるんですよ?三次はご遠慮申し上げたい俺としても、これだけは別腹だったなあ…オマケに、くるみ役の子のぱんちらが眩しくて…あの子の行く末が心配だ。

 しかし、カリンカ役の寺門仁美さんは文句無しに可愛かったと思うぞ…多分、当時14歳程度だった事の贔屓目もあったとは思うが。この子の行く末も気になるな…と思ったら、「ガンスリ」アンジェリカ役で出てたんだね…と言っても、ヘンリエッタとトリエラ以外顔と名前が一致しませんが。




 月曜日25:25~
 テレビ東京
 4月~9月
 あずまんが大王

 これは面白かったなー。お話としては、とある高校に天才少女・美浜ちよ(飛び級で入学した為、まだ「じゅういっさい」♥確か。)がやってくるお話。ま、日本じゃ絶対に有り得ないけど。いや、リアルの話などどうでもいい。

 とにかく、一同の掛け合いが楽しかった。キャラ立ちも凄くて、メガネっ子の水原暦(よみ)が霞んで見えるほど。

 後で原作を読んでみると、アニメはかなり忠実に作られているみたい。コミック原作をアニメ化し、成功した数少ない例じゃないかな?

 お気に入りエピソードは、…夏休みにちよちゃんの別荘に皆で泊まりに行った時、にゃもが酔っ払って少女達に大人の秘め事を説いた場面かな。あの内容が物凄く気になった三年前でした。




 水曜日24:45~
 フジテレビ
 4月~9月まで
 藍より青し

 ワケがあって大財閥を家出し、荒んだ生活を送っていた大学生・薫の元に、幼い頃からの許婚・葵と偶然出会い、惹かれていくお話。

 なんと言っても、大和撫子という言葉以外見当たらない、慎ましい葵のキャラと、演じる川澄綾子さんの演技がベストマッチしていた。

 しかし考えてみれば、川澄さんのみならず、この作品中で声を当てている人全員の演技のレベルと、キャラとのマッチング振りが際立っていたような…一人もミスキャストと思えるキャラがいないのは特筆すべき事だった。

 ありきたりなハーレム系と思いきや、主人公が重い過去を背負っていて、心にも身体にも大きな傷がある点が、流石は青年誌出身だなと。

 また、製作のJ.C.STAFFの力も大きかったな。当時はあまり注意を払っていなかったとはいえ、作画崩れらしきものが垣間見えなかったのもオドロキだ。

 個人的萌えキャラとしては、このブログを愛してくださっている皆さんなら想像が付くように、ちかちゃんが最高でした。モモーイ声もさる事ながら、その純真さもたまりません。てへへっ☆ああ…俺って本当にセミロリ好きだな…




 月曜日09:30~
 テレビ東京
 4月~9月
 ぴたテン
 小学校6年生の湖太郎(こたろう)の元に、自称天使の美紗(みしゃ)がやってくる、不思議な癒し系のお話。
 
 今から考えてみれば、俺的フェイバリット声優の田村ゆかりさんと、釘宮理恵さんの両巨頭が競演を果たしている凄い作品だったな。

 美紗は、あのゆかりんボイスで「~っス!」「~するっスよ!」などと体育会系喋りするところなど、キャラ立ちまくり。釘宮さん演じる小星も素晴らしかった。

 作画も比較的安定していた記憶があるし、幅広い年齢層が安心して楽しめる作品と言い切っていいだろう。



 日曜日24:50~
 テレビ東京
 4月~一年間
 天使な小生意気
 9歳までは男の子だった主人公・天使恵(あまつかめぐみ)は、怪しげな本から現れた悪魔に女の子にされてしまうのだった!!

 という、とんでもないお話。作者がヤンキー漫画かいてたからどんなもんか、と思って日和見してたら、そこそこ面白かったかな。主人公の恵もさることながら、彼女をとりまくめぐ団のメンバーが、揃いも揃って愉快な奴らばかりなのは大変よろしゅうございました。

 そのメンバーは、すんげー強い不良・超地味男・盗撮趣味男・武士。ワケがわからないでしょ?

 なかでも、盗撮趣味のメガネ君・安田は注目に値する。いつもこそこそ裏で働き、女の子にもカメラで迫る(だったっけ?)ヘンタイだが、実はメガネを取ると美少年。「女が好きだったら、その容姿で釣ればいいじゃないか」という恵の真っ当な突っ込みにも、「ヘンタイ趣味の方が好きだから」と潔い返答をしたのには笑わせてもらった。



 木曜日25:10~
 TVK
 1月~3月
 あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ
 ある貧乏青年が、ボイスチェンジャーを使って、教員が全員女性の学園で(もちろん女性になりすまし)教鞭を振るうお話。

 基本的には青春モノ。主人公は中等部の教師をやっているんだが、そのやりとりがなんというかもう…煤けてしまった自分が恥ずかしくなるくらいなんですな。

 過去を振り返ってみると、このときの自分が一番自分で好きだったから、その事を思い出して、かなりムネにズキっときました。

 そんな個人の話は置いておいて、何よりキャラデザが秀逸だったなあ…これぞ二次元の鑑とでも言うべき女の子たちが眩しくて仕方がない。また、そんな彼女らが初々しい恋愛模様を繰り広げてくれるものだから、こっちとしては大満足だった。適度なお色気もあり(でも、良く考えたら、中学生にお色気って…つくづく日本は良い国だぁ)、俺的アニメの中でもかなり位置づけは高い方だ。

 只残念なのは、当時は今のように番組表をチェックし、アニメらしい作品は必ず調べるという習慣を持っていなかったため、最初の数話を見逃していた事かな…DVDも置いてないし、どうしたもんか。




 木曜日18:00~
 テレビ東京
 1月~6月
 七人のナナ

 高校受験を控えた主人公・水樹奈々…じゃなかった、鈴木ナナが、おじいちゃんの怪発明により産み出された、自分の6つの人格と繰り広げるラブコメ。

 京都を舞台としているせいもあってか、全体をつつむ柔らかな雰囲気がすばらしかった。製作スタッフがきちんと調べていたからか、四季折々の古都の情景と、その移ろいの中で成長してゆく七人のナナ達の姿が、汚れてしまった俺には眩しすぎた。主人格であるナナ役の奈々さんの落ち着いた声色もまた、作品を盛り上げていたな。




 月曜日25:00~
 TVK
 4月~6月
 HAPPY★LESSON

 天涯孤独の主人公を見かねて、女教師がママ代わりをしてあげちゃう、というすんげぇお話。

 正直に申しまして…印象に残ってません。むしろ、後の放送された「ADVANCE」の方が、色々なテーマを内包していて、深かった。これは、ギャルゲー乱造時のネガティブな部分ばかりが目に付いたかな。




 以上が4月開始分までの作品。こうしてみると、この時期からアニメ視聴がやたらに多くなったな…
 

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4 コメント

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Unknown (babel)
2005-12-24 22:35:37
ぴたテンでは紫亜のゆかなボイスが好きでしたなー。

紫亜の仕草と声に癒されました。

今考えるとあのころが、ゆかなの全盛期のような気がします。
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Unknown (雅弘)
2005-12-25 13:22:45
この中のアニメはほとんどハマってました(くるみpureも/笑)この頃は良作がホント多かったですよね。ちょびっつは見てましたか?
返信する
Unknown (サトシアキラ@管理人)
2005-12-25 22:50:21
>babelさん



 紫亜さんも良かったですね。引っ込み思案なのに悪い事をしなければならないご無体ぶりと、それを一生懸命けしかけるニャーさんの姿は、一件奇妙ながらも萌えてました。



 ゆかなさんの全盛期ですか…今のマシロも結構好きなんですが。あずきちゃんまで遡ったらダメですか?
返信する
Unknown (サトシアキラ@管理人)
2005-12-25 22:55:31
>雅弘さん



 pureにハマれるとは、ツウですな。あれは殆どスルーに近かったらしいですからね。いわば珍味ですよ、美味ではなく。



>ちょびっつは見てましたか?



 最初の数回は見ていたんですが、主にラーゼフォンと重なる事や、他にヤンマガの原作を見て大筋の話が理解できる事もあって、途中から切ってしまいました。でも、田中理恵さんの「ちぃ、覚えた」の微妙なイントネーションはハマり役でしたね。

 実を言うと私より、一般人の姉の方がハマって見てたらしいです。女性陣が原作ですから、感性が通じるところもあったんでしょうか。
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