さしこうスタッフブログ

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登美さんからのお便り

2012年10月28日 | 東一宮店

前略 

     落ち葉の降りしきる津山店より

    先日、本店に送られてきていた群言堂からのお手紙に同封されていた

    松葉登美さんのお手紙が印象的だったので

        紹介したいと思います。

改めての「復古創新」

「復古創新」と言う言葉を教えてくれたのは、私の最年長のボーイフレンド。

天国の人となる92歳までの5年にわたるお付き合いだった。

20年ほど前、私のことが小さな新聞記事となって紹介されたことが

出会いのきっかけだった。

「新聞読みました あなたと私は気が合いそう ぜひお友達になりましょう」

突然のラブコールに一瞬とまどったが、

短い電話での会話の中にも何かしら心惹かれるものを感じたが、この直観は正しかった。

富士通の取締役をしたのち、広島工大の名誉教授までなさったその人は、

科学者でありながら芸術家でもあった。

液晶の研究をしつつ一方ではコンピューターグラフィックのデザインもする。

「先生は科学者ですか芸術家ですかと聞く奴がいるが、わしゃ人間じゃと答えてやる」

やんちゃでおちゃめな人で型にはまらない、興味の尽きない人だった。

中略

(87歳で仙人のような風貌からは想像もつかないほどの若い感性に

                             登美さんは胸ときめかせたそうです。)

___2「復古創新」孔子の「温故知新」にも匹敵する名言である。

ただ当時の私はこの言葉の意味を深く理解するには若すぎたが、

最近ある方から教えていただいた。

「革新の連続の結果が伝統であり、革新継続の心は伝統より重い」という

精神に復古創新の解釈がまた進化した。

現代文化の創造や未来文化への挑戦こそ「復古創新」の神髄であると。

因みに今も大吉っあん公認のボーイフレンドは星の数ほどいるけれど

私にとって全く人畜無害。

これって私が女性としての魅力がゼロと言う証拠なの?

   これを読んだ私は、改めて群言堂の挑戦が今の世の中の流れにマッチして。。。

   いえ、やっと世の中が群言堂に追いつきつつある!と感じました。

   日本古来のものを大切にしながらも、新しいものを取り入れて継承する。

   群言堂の人気の秘密はゆるぎない「復古創新」であると。

                     改めて考えさせられたmocoです。

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