昨年の今日、『土曜の一曲16』で、有馬記念の前日、
ディープ・インパクトのラスト・ランの話をしましたが、
一年経つのは本当に早いものですねえ。
思い返せばあっと云う間ですが、ゆっくりと振り返ってみますと
この一年、いろいろあったなあ・・・と思い出されます。
こうやって、一年また一年と過ぎてゆくのですね。
さて、今週の土曜の一曲は・・・
三週続けてブラック・ミュージシャンの紹介です。
先週紹介したスリー・ディグリーズと人気を二分していたシュープリームスの
ソロ・デビューした女性。・・・といえば、
そうです。『 ダイアナ・ロス 』 です。
アメリカで最も成功した黒人女性歌手だと
いわれているダイアナ・ロスですが
聞くところによると、彼女はプライドが高く、わがままで、態度がでかい。
来日公演の時、控え室の壁の色を全部塗り替えさせたとか・・・。
成り上がり女性の代表である。
同性には蛇のように嫌われている・・・らしいです。
でも、当の本人は、なんのその
『そんなの、かんけーねぇ』 ほどに、
男性からの人気は凄いものがあります。
あの甘くてハスキーな声に男性軍はノック・アウトされてしまうんです。
シュープリームス時代に12曲、ソロで6曲の№1ヒットを放ち
ビートルズに次ぐ第2位の記録を持っているのです。(オッパッピー)
パワフルなソウル・ミュージックまで
あらゆるタイプの音楽を、持ち前の歌唱力で
難なく歌いこなすところでしょうか。
今日はそんな彼女のヒット曲の中からこの曲をご紹介します。
『 タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング 』 (1973年)です。
この曲はソロ活動し始めてからたしか2枚目の№1ヒット曲です。
自分を裏切って逃げる男に「誰だって自分の人生を生きてゆけばいいのよ。
だけど、冷たい別れを告げる前にお願い、もう一度だけ抱いて」と切なく歌います。
美しいメロディー・ラインをスローに、ソフトに、
そして完璧に歌いあげるダイアナは
なんといっても、やっぱり 『 女王 』 ですね。
アップルくん
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