先日、さしこう男性スタッフ4人で「仏教経営塾」という
セミナーに広島市まで行ってきました。「仏教経営塾」では
文字通り仏教の教えを取り入れた経営や生き方を学ぶセミナーです。
興味深い学びの機会ということで、はるばる3時間かけて行ってきましたが、
大変面白い講義でしたので、その中のひとつをご紹介いたします。
何かの参考になれば幸いです。
今回の講義は、京セラオプテック元社長の福永正三氏を招いて行われました。
福永氏は京セラの稲盛和夫氏の哲学を一番側で学び、
月1億円の赤字を出していた会社を立て直し、月一億円の黒字まで再建した
敏腕経営者です。仏教の教えにも精通しておられ、特に
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という教えの実践を大切にされているそうです。
「六波羅蜜」は調べれば様々な解釈が詳しく載っていますし、
当然知っている方は知っていると思いますが、簡単に言えば、6つの修行を
常に意識して行えばお釈迦様の悟りに近づけるというものだそうです。
6つの修行といっても内容は至極基本的な事ですが、
人として正しく生きる為の規範のようなものですかね。
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」
布施(ふせ)・・・ほどこす、尽くす
持戒(じかい)・・・戒め・ルールを守る
忍辱(にんにく)・・・耐え忍ぶ、平静
精進(しょうじん)・・・はげむ、努力
禅定(ぜんじょう)・・・精神を集中する
智慧(ちえ)・・・真理を見極める
もっと詳しく解説して頂きましたが、書ききれませんので、
ご興味があれば、先生の著書「会社再建」をお読みください。
私も日々の生活の中で、少しでも人としてよい生き方ができるよう
実践してきたいと思いました。
マサ