さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

☆ ありえない話 ☆

2010年01月10日 | 戯言

数年前まで、我が家には、いろんな動物が持ち込まれていた・・・。

巣から落ちたひよ鳥だとかツバメとか。

なんかしらないけど、うちに持って行っとけば保護しそうな気配だったのだろう。

いや~・・・もう・・・・勘弁して下さい・・・状態だった。

                                                             

ある日の夜、しかも11時頃。玄関のチャイムが鳴る。

こんな時間に誰かしらん???と出てみると、

息子の同級生のお母さんが立っていた。 

瀕死の山鳩を抱えて・・・・・・。

『お宅だったら、見てもらえるかと思って』

『可哀想だから、引き取って欲しい・・・』と言う。

イヤイヤイヤ・・・・・・困りますぅぅ・・・

見れば、何かに打ち抜かれて、肩あたりに大きな傷を負っている。

致命傷だ。素人が見ても分かる。もう数時間しか生きられないだろう。

そう思い、丁重にお断りするのだが、執拗に食い下がってくる。

『それならば、動物病院に連れて行ってあげればどうですか・・・・?』

・・・・・・・・と言いつつ、よーくその鳩を見ていると、

なんと、あろうことか、その瀕死の鳩は

『ケンタッキーフライドチキン』の箱に入れられているではないか!

よりにもよって、なぜフライドチキンの箱??しかも、ぎゅうぎゅう詰めッ!!

なんだかしらないけれども    カチーンときた。

無神経すぎない?

ケンタッキーの箱に入った、見ず知らずの、瀕死の山鳩の最期を

看取る義理は、もちろんない。

早々にお引取りいただいた。

『でも~・・うちで死なれても、埋めてあげる場所もないし・・・・・』

最期に言った言葉がコレ。

ふうぅぅ・・・・・・・知らないよ、そんなコト。

                                                             

急いだのかもしれないけれども・・・・・

わざとじゃないだろうけれども・・・・・・

コントじゃあるまいし・・・・・

ありえなくないですか?? コレ?

後々、私のすべらない話のネタとして使わせていただきました。

   

                    蓮ちゃんママ  

                                                         

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