Sankoの遊び場

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故事成語「石に漱ぎ流れに枕す」

2016-02-18 10:19:39 | 故事成語

皆さんこんにちは!

だいぶ楽になってきました!

今回紹介するのは「石に漱ぎ流れに枕す(いしにくちすすぎ ながれにまくらす)」

意味は「自分の間違いを上手く言いくるめて、言い逃れすること」、「負け惜しみの強いこと」。

昔、中国の孫楚(そんそ)という人物が、「石に《枕し》流れに《漱ぐ》(俗世間を離れ、人里離れたところで自由に暮らす)」というところを、

「石に《漱ぎ》流れに《枕す》」と言い間違えてしまい、それを友人の王斉(おうせい)にからかわれました。

すると負けん気の強い孫楚は「俗事を聞いて汚れた耳を洗う為で、石で口をすすぐのは歯を磨くためだ」

とこじつけました。それが今回の言葉の由来となっているそうです。

 

この孫楚という人物、後に政治家となる人物なのですが、負けず嫌いとはいえ、とっさにこういうことが言えるのは、流石ということでしょうか。

ちなみに、さすがに当てた「流石」の漢字や、かの有名な小説家夏目漱石の「漱石」はこの故事成語から来ているそうですよ。

 

それでは今回はここまで!ではでは!