Sankoの遊び場

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故事成語「捲土重来」

2016-02-06 10:20:39 | 故事成語

皆さんこんにちは!

最近ラーメンの具を作るのにハマっています、Sankoです!

あくまで「ラーメン」ではなく「ラーメンの具」ですけどね!

それでは今回も紹介していきましょー!

今回は「捲土重来(けんどちょうらい)」

意味は「一度戦いに敗れたものが再び勢いを盛り返して攻めてくること」。


かつて、漢の国の王様劉邦(りゅうほう)と天下を争った、楚の国の王である項羽(こうう)は戦いに敗れ、命を落としました。

唐の詩人である杜牧(とぼく)は、

「もし項羽が死なずに故郷に帰り、兵を集めて再び劉邦との戦いを続けていたらどうなるか分からなかっただろう」

ということを詩にして項羽の死を惜しみました。

その詩の中に

 「江東(こうとう)師弟才俊(していさいしゅん)多し、捲土重来(けんどちょうらい)、未だ知るべからず」

(今の言葉で訳すと、「項羽が故郷で兵を集めていたなら、この戦いはどうなっていたか分からない」という意味)

という一節があり、捲土重来の言葉は、ここから来ているそうです。


今はそういう時代ではないので(なりそうな雰囲気ではありますが)、この言葉をつかう機会はあまりないかもしれません。

時代が違っていれば、きっと他の故事成語より重要な言葉になっていたかも?


それでは今回はここまで!ではでは!