皆さんこんにちは!
それでは今回も行ってみましょう!
今回の故事成語は「苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)」。
意味は「悪い政治は人を食べる虎よりも恐ろしい。だから、悪い政治はしてはいけないということ」。
ある日孔子(こうし)は、墓の前で泣いている母親を見かけました。母親に理由を尋ねてみると、
彼女は自分の父親、夫、息子を虎に喰い殺されたそうです。孔子は
「なら、虎のいない安全な土地に逃げればいい。なぜ、この土地から逃げようとしない?」
と訪ねると、
「ここには、重税や厳しい刑罰などの、悪い政治が行われていないからです」
と母親が答え、それがこの言葉の由来となったそうです。
どっちの悪いことをマシととるかでも変わってくるかと思いますが、ほかの国が悪い政治であるならば、
虎に殺される危険を抱えてでも、それのない場所にとどまる、というのも一つの考えなのかもしれません。
一番いいのは虎も悪い政治もない土地に行ければいいんですけどね(笑)どの時代でも全てがそろってるなんて場所は無いでしょうし。
皆さんがこの母親の立場なら、どうしますか?
それでは今回はここまで!ではでは!