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Sankoの遊び場

私Saonkoが色々調べて紹介するブログです。

星座紹介「うみへび座」

2016-09-20 22:51:47 | 星座紹介

皆さんこんにちは!

今朝は最近の悪い天気から一転、雲こそあるもののいい天気で1日が始まりました!

台風16号は温帯低気圧になったそうで、しばらくはいい天気が続きそうで良かったです。

それにしても今年は特に台風の被害が多いですね・・・。

他の県に住んでいる友人は大丈夫でしょうか。時間を見つけて連絡を取ってみようと思います。

 

それでは気を取り直して、始めていきましょう星座紹介!

今回紹介する星座は「うみへび座」

 

うみへび座は全ての星座の中で、最も領域の広い星座とされています。

反面、明るい星は少なく、一番明るい星であるα星「Alphard(アルファルド)」の他には

3等星の星が5つ、他は4等星や6等星などの暗い星ばかりなのです。

ちなみにα星「アルファルド」の等級は2等級で、名前はアラビア語で「孤独なもの」を意味します。

これはこの星の周りに明るい星が無いことからつけられた名前なのですが、

同時にうみへびの心臓部に位置していることから、ラテン語で「蛇の心臓」を意味する

「Cor Hydrae(コル・ヒドラエ)」という別名も存在します。

 

うみへび座の元となっている神話はギリシャ神話で、そこで登場する怪物「ヒュドラ」がモデルとなっています。

見た目は巨大な胴体から9本(首の数は諸説あります)の首が生えている怪蛇として語られており、

1本切り落としでも2本の首がすぐさま新しく再生し、また1本の首は不死身なのだそうです。

 

話の中ではヒュドラは英雄ヘラクレスの12の試練のうち2番目に立ちふさがる怪物として登場。

ヘラクレスはヒュドラの首を切り落とすもすぐに再生してしまうことに気づき、

自分がきった首の切り口を甥のイオラオスに焼いてもらうことにしました。

これによって他の首は再生することが出来ず、残った不死身の首は

巨岩の下敷きになって倒されました。

その後ヒュドラは天に上げられ星座となったのですが、ヒュドラの毒を持つ血はその後もヘラクレスによって

武器に使われるようになり、後にケンタウロスの賢者ケイローンやヘラクレス自身の命を奪うきっかけになっていくそうです。

 

実はへびではないものの、「ヒドラ」と呼ばれる生き物は現実に存在します。

見た目は細長い体に長い触手を持ち、その触手の先には毒針、

さらに再生能力まで持つという、神話上のヒュドラを体現したそうな生き物なのだそうです。

 

今回の星座紹介はここまで!次回は「コップ座」の紹介を予定しています!ではでは!

 

 


星座紹介「アルゴ座」

2016-09-20 09:59:43 | 星座紹介

皆さんこんにちは!

外はだいぶ寒くなってきましたね。

今まで使っていた薄い毛布ではもう寒さをしのげず、

押し入れに入っている掛布団と交代することになりました。

気温が微妙な時期ですし、服選びに気を使いますが、

過ごしやすい時期だとも思っているのでしばらくは続いてほしいものです。

 

それではさっそく、「アルゴ座」の紹介を始めていきましょう!

 

アルゴ座とは、かつて存在していた巨大な星座で、現在は

「りゅうこつ座」「とも座」「ほ座」「らしんばん座」の4つの星座に分割されています。

別々に紹介しようとも思ったのですが、神話のルーツが同じものなのでここでは「アルゴ座」として紹介していきます。

 

アルゴ座の中で最も明るい星は、りゅうこつ座α星に指定されている「Canopus(カノープス)」

この星は全天21の1等星の一つで、太陽を除けは全天の中で2番目に明るい恒星でもあります。

(ちなみに1番明るいのはおおいぬ座α星「シリウス」)。

 

アルゴ座の神話上でのモデルは、ギリシャ神話に登場した巨大な帆船「アルゴー船」だと言われています。

船大工アルゴスが建造した船で、おひつじ座で出てきた金色の羊の毛皮を探す冒険の為に建造されたそうです。

乗組員として勇士50人を募集し、その中にはヘラクレス、オルフェウス、カストール・ポリュデウケースなど、

ギリシャ神話で活躍した英雄たちもいたそうです。

 

星座になった経緯は調べてもわかりませんでしたが、

羊の毛皮を手に入れ、故国であるイオルコスにたどり着いたと記されていたので、

おそらくその後に星座になったのだと思います。

 

星座としてはあまりに大きかったため4つに分割されたアルゴ座でしたが、

その一つであるらしんばん座の「羅針盤」がギリシャ神話やプトレマイオスの時代では発明されていなかったもので、

神話との整合性がとれなくなったなど、色々問題が起こったようですね。

ちなみにアルゴ座の大きさは、現在最も大きいとされていうみへび座の1.45倍もの大きさなのでそうです。

 

今回の星座紹介はここまで!次回は現在一番大きい星座である「うみへび座」を紹介します!

ではでは!

 

 


星座紹介「こいぬ座」

2016-09-19 09:22:52 | 星座紹介

皆さんこんにちは!

昨日は旧友と話し込んでしまって、また夜更かししてしまいました・・・(^-^;

じっくり話せる機会がなかなかないもので、つい時間を忘れてしまうんですよね。

その友人が、自分の夢である仕事に就くことが出来たらしく、期待だったり不安だったりを

話してましたが、羨ましいと思いますね。

私も頑張らなければ。

 

さて、今回の星座紹介!今回紹介するのは「こいぬ座」

こいぬ座はα星、β星ぐらいしか目立った星が無い小さな星座ですが、

α星が全天21の1等星の一つでとても明るい星なので、大きさの割には知名度は高い星座です。

ラテン語で「犬に先立つもの」を意味する「Procyon(プロキオン)」とも呼ばれ、

おおいぬ座で紹介した通り「冬の大三角形」「冬のダイヤモンド」

を形作っています。

 

もう一つの星であるβ星は3等星で、「かすかなもの」を意味する「Gomeisa(ゴメイサ)」と呼ばれていますが、

元々は「シリウスより暗いから」という意味合いで、α星につけられていた名前でもあります。

 

ギリシャのアティッカ地方に伝わる神話では、こいぬ座のモデルは

アティッカの王であるイーカリオスが飼っていた「マイラ」という犬だとされています。

マイラは神話のなかでで飼い主イーカリオス、その娘であるエーリゴネーと共に非業の死を遂げてしまいますが、

その死を悼んだゼウスによって、イーカリオスはうしかい座、エーリゴネーはおとめ座、そしてマイラはこいぬ座

として天にあげられたそうです。

 

うしかい座とおとめ座は以前紹介しましたが、エーリゴネーがおとめ座のモデルの一つだったことは知りませんでした。

少し調べたのですが、こちらの話はあまり有名ではなかったようです。

 

それでは今回はここまで!次回は「アルゴ座」の紹介を予定しています!

どうぞご覧ください!ではでは!

 


星座紹介「おおいぬ座」

2016-09-18 09:46:11 | 星座紹介

皆さんこんにちは!

昨日の夜から急に涼しくなった気がします。

今までは窓を開けてても暑かったくらいなのに、今では肌寒くて

窓を開ける必要なんてないですからね。

このまま涼しくなっていってくれればいいのですが、まだ油断できないんですよねぇ・・・。

 

さて、今回の星座紹介は「おおいぬ座」の紹介をします!

 

おおいぬ座は冬の南の空で見る事の出来る星座で、有名な冬の星座の一つです。

特にα星「Sirius(シリウス)」は全天21の1等星の一つで、こいぬ座のα星、

オリオン座のα星「ペテルギウス」と共に「冬の大三角形」を、

こいぬ座α星、ふたご座β星、ぎょしゃ座α星、おうし座α星、オリオン座β星で

「冬のダイヤモンド(六角形)」を形成しています。

ちなみに名前は、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「Seirios(セイリオス)」が由来だそう。

 

その他にもβ星「Muruzim(ムルジム)」、δ星「Wezun(ウェズン)」、ε星「Adara(アダーラ)」等明るい星も多く、

特にアダーラはほぼ1等星に近い明るさを持っています。

 

そんなおおいぬ座は、ギリシャ神話の神犬「ライラプス」に結び付けられることが多いようです。

ライラプスはどんな獲物でも必ず捕まえられる力を持っており、

狐の怪物「テウメソスの狐」を捕まえるよう命じられたのですが、

この狐は誰にも捕まらない運命を持っており、

二人は延々と追いかけっこを続けることになったのです。

結局、それを見たゼウスが2匹を石に変え、ライラプスの方は空に上げおおいぬ座としたそうです。

 

昔紹介した「矛盾」の故事成語に似たような話でしたね。

あれは結果が分からずじまいでしたが、この話ではゼウスがしっかりおとしてくれました。

 

今夏の星座紹介はここまで!次回は「こいぬ座」!ではでは!

 

 

 


星座紹介「うさぎ座」

2016-09-17 09:46:04 | 星座紹介

皆さんこんにちは!

皆さんは「何だか今日は調子が出ないなぁ」と思ったことはあるでしょうか?

いつもやっている作業とかが上手くいかない、

でも体調が悪いわけでもない、みたいな。

実は昨日そういうことがありまして、絵を描いていても調子が乗らないなぁと

愚痴をこぼしていました(^-^;

それ程上手いわけでもないのですが、なんとなく違和感があるような気がするんですよね。

今日も絵は描くのですが、調子は戻っているでしょうか。

 

さて、今回も始めます星座紹介!今日紹介するのは「うさぎ座」

 

うさぎ座は他の星座と比べそれほど大きくはありませんが、

明るい星が多く形も覚えやすいので、古くから親しまれていた星座だそうです。

α星「Arneb(アルネブ)」はうさぎ座で最も明るい2等星で、現在は巨星レベルの大きさですが、

超巨星まで膨張しつつある可能性があるそうです。

今のところは最後には「白色矮星」と呼ばれる高密度の天体になると考えられていますが、

推定質量を超えれば超新星爆発を起こすとも言われています。

 

またβ星は「Nihal(ニハル)」と呼ばれている3等星で、4つの伴星を持つ多重星とされています。

名前の由来はβ、α、δ、γの4つの星で作られる四角形を

「Al Nihal(アル・ニハル。アラビア語で『喉の渇きをいやす(らくだ)』という意味)」と呼んでいたところから来ているそうです。

 

 

うさぎ座は神話上のうさぎをモデルとした星座で、

ラテン語の著作家「ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス」が伝えたそうです。

それによると、ドデカネス諸島のレロス島には野ウサギがいなかったため、

妊娠した野ウサギを連れてきて島民たちでそれ増やしました。

ところがあまりに増え過ぎたため作物に大打撃を受けてしまい、島民たちはうさぎたちを撲滅、

戒めとして野ウサギを星座としたそうです。

 

絶滅の危機に瀕している動物を保護し続けた結果、逆に増え過ぎて被害をもたらしている

という話は、昔からあったようですね。

減らないように守ってきた動物を、今度は増えないように駆除しなければならないというのも

皮肉な話ですね。

 

それでは今回はここまで!明日は「おおいぬ座」の紹介をします!ではでは!