関東は、いよいよ春到来という感じですね。
地殻内部の熱流の動きが活発化しています。しかし、本当に不思議なのは太陽活動の主に磁場による影響によるものだと思っていたのですが、かならずしもそうではないのですね。太陽活動が安定的だと磁場も安定し、毎年規則的なパターンが現れるのですが、太陽活動が低調で黒点数が0が続くようなときというのは、逆に不安定になってしまうのかも知れないと思いました。
太陽活動が低調になると地球を守る太陽の磁場が小さくなって宇宙線がダイレクトに地表面近くまで降り注ぐとのことです。これは、雲を作り出し、雨を降らすことが多くなるという理論を作り出している学者の方もいます。
今日は、太平洋プレート境界を東向きに、温熱流、冷熱流そして最近現れた平熱流が強烈に流れています。これは、太平洋プレート上の例えば、三陸沖やあるいは伊豆諸島、小笠原諸島、さらには手前の南西諸島(これについては、フィリピン海プレートを介して影響があるのですが)、に地震をもたらすものです。
そして、今年は、長期にわたり東南海に発達している巨大な冷熱塊や、宮城福島茨城の横に最近急速に発達した巨大な温熱塊があります。この冷熱塊や温熱塊はその境界部において周囲との急激な温度変化により地殻に熱応力を発生させ、この熱応力の原因による応力の集中がもたらす歪の集中によって地震の震源となるため、こうした巨大な熱塊の周辺は要注意となります。
といっても、例年、春ごろにはこうしたことが発生するのであって、今年に限ったわけではありません。 実は3.11以降、正月に結構M7クラスの地震が、小笠原諸島で発生して、毎年新年から驚かされていたのですが、最近はそうした地震もないように思っていました。
本来、この時期は関東では雪が降る時期なのですが、地震にエネルギーが使われてしまったために、雪を降らせる力もなくなってしまったようです。まあ、まだわかりませんし、その分、北海道に集中していると言えるかも知れません。
中潮になり、AE指数も静穏になり、すべての数値が落ち着いてきているので、とくに何もないと思うのですが、このサイトで、もう地震の発生はありませんよ、と書いた直後にドカンとくることがいつものことなので、まだまだ油断はできません。ということで、まだ当分は、引き続き警戒をしておくのがよいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます