サロン経営の羅針盤

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連載・三分間経営講座

2018-07-24 11:00:18 | 日記

パレートの法則。
 パレートの法則とは、 イタリアの経済学者パレートが発見した所得分布の経験則で、例えば「全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占める」という法則で、これは様々な分野に適用されています。

美容サロンにも言えます。全体の2割程度の美容サロンが「儲かる経営」が出来ていて、残りの約8割を占める美容サロンが「儲からない経営」を強いられています。

果たして自店はどうか。全体の2割の「儲かる経営」に属しているだろうか。「儲かっている経営」の実態は、社会の動向に立ち遅れていない雇用条件を充たしていることを指します。

念のために2018年版 職種別年収平均ランキング
全316職種 を引用して掲載します。
営業や事務、エンジニアなど全316職種から美容業の年収をチェックすると、最下位の315万円です。
ちなみに316職種の中間に位置する158位の年収は、営業業務の509万円です。
一つ上の157位は運送ドライバー(中・長距離)で、年収は510万円です。

なぜ、美容業の年収が最下位の315万円でしょうか?これは大問題です。早急に経営改革に取り組まなければなりません。

念のために弊社が関係する美容サロンのスタッフの平均年収は480万円。この数値は「職分の徹し方が不十分な証拠」です。
もっと「職分」を追及すれば、平均年収600万円になります。更なる改革が必要と思っています。
明日に続きます。