七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

ついに来たYO~

2011-03-16 11:42:29 | 日記
   

またまた雪の朝


   

こんなに積もりましたよ。
春の雪じゃなくて、ふわふわのさらさらの冬の雪でした。


   

屋根からさっそくドサドサと雪も落ちてくるし・・・
あ、でも、昨日ようやく待ち人が来たんです。
気分はこんな感じ     


YO~YO~
ついに来たYO~
温水器の修理に来たYO~
すぐに直るかどうか微妙だと言われたYO~
基盤が濡れていれば、交換だと言われたYO~
もし交換なら、品物が入荷するのが未定だから当分直らないと言われたYO~
うわぁぁ、もうお風呂は無理なのかと絶望したYO~

今夜が山だと言われたYO~
深夜電力でちゃんと電気が入ってお湯が沸けば大丈夫と言われたYO~
夜マジで祈ったYO~
朝祈りが通じたYO~
今日からお湯が使えるYO~
YO~YO~
嬉しいYO~

ううう、という訳で今朝からお湯が使える生活に戻りました。
ようやくライフライン完全復活です。
今お風呂を入れて、娘が入っています。
早く全員お風呂終わって、夜ゆっくりしたいもんね。

長い事水生活だったので、つい水を使ってしまう。
お茶碗を洗う時も、うっかり水洗いしてしまう。
お湯は出ないのだ、という思い込みが身体に染み付いている。
たった一週間だったのに、それが当たり前の生活になったんだなぁ。
しかし・・・お湯がある生活って、なんて贅沢なんだ。

顔を洗う為に、ヤカンでいちいちお湯を沸かさなくていいんだね。
お湯ですすぐと食器がきれいに洗えるんだね。
フライパンもスッキリ洗える。
ありがたいなぁ。

災害のない都市部で、今買占め問題が出ていますよね。
まるで、昔あったオイルショックのトイレットペーパー買占めパニックみたいに。
子供心に、皆がトイレットペーパーをヒステリックに買いあさっている姿を
ニュースで見て「何やってんのかな。いい大人なのに。」と呆れました。

で、結局トイレットペーパーは買いだめする必要がなかった、ということが
後でわかり、家中をペーパーでぎゅうぎゅうに満たしてしまったお宅が
(ベッドの下のスペースまで使ってトイレットペーパーだらけにしていた)
これどうすればいいんでしょう。
生活に支障が出ているんです。
家の中で動きがとれなくなるほどペーパーを買い占めてお宅を特集して
いました。
絶対おかしい・・・この人達・・・と、子供ながら思ったものです。

災害に備える、といっても問題は数があればいい、というものでもないんです。
どうそれを活用していくのか、何日分あればいいのか、ちゃんと考えて
揃えた方が無駄がでなくてスマートです。

私は今回は、猫のごはんと食品関係はせっせと買出しに行きましたが
電池はあるもので間に合わせました。
いざとなれば、壁掛け時計や体重計に入っているものを出して使おうと思ったし
ラジオも毎日ずっとつけ続けていたのですが、結構もちました。
一度も電池交換していません。

それよりも、一ヶ月に一度でもいいから電気が使えない日、というのを設定して
家族で電気が使えないと何が困って、何が一番必要か、ちゃんと体験して
データを出した方が役に立つと思います。
意外にろうそくはなくなるのが早いね。
一本だと暗いから、何本必要かな、ろうそく立ても何個必要かな。

一晩でもいいから、ろうそくを灯したひとつの部屋で家族で話しあって
自分達で考えて必要な物を揃えていく、というのが一番災害に必要な知識
ではないかな?
いっぱい買ったけど、いざという時、どこだっけ?
どう使えばいい?
では、意味がないですもんね。


   

ぼ~としているチィたんです。
「・・・・どうしようかな・・・」

え?何が?


   

「そうだ、やっぱりあれだわ」

?だから何が??


    

「くわ~」

わ、おっきなお口


   


「寝ます」

あっと言う間に丸くなって寝ました。
寝るコは育つ・・だよね。


   

こちらはお魚に喰らいつくミィスケです。
ノルウェイ出身なのに、日本の焼き魚が大好き。


   

「あ、こぼれた」



   

「もったいない」はぐはぐ・・


   

「う~ん、旨い!えぼだいの干物最高~」

・・・だそうです。
今日は久しぶりに食料の買出しに行ったから、今日もキミの好きな魚を焼こうね


  

地震と猫たち

2011-03-16 11:42:29 | 日記
   


今朝も雪です。
夜のうちにしんしんと降り続き、何度も屋根からドドドと落ちてきて
家を揺らしました。
地震なのか落雪なのかわからなくなるほど。

昨夜も大きい地震がありましたね。
メールが溜まっていて、深夜まで携帯メールを打ち続けていたのですが
静岡の地震にはビックリでした。
こちらの余震もわりと大きいものが何度もあって、ストーブを消す?
ん?大丈夫かな・・・と何度もストーブに手を伸ばしたりしてました。
震度3くらいでは消さなくても大丈夫。

関連性はないかもしれないけど、まるで地震が連鎖して西へ西へと
移動しているかのようですね。
備えあれば憂いなし。
地震対策はしておいた方がいいですよ。(経験者は語る・・)

ところで、大地震が来た時の我が家の猫達の様子です。
人間もビックリしたんだから、猫はもっと怖かったことでしょう。
あっと言う間にすべての猫達の姿が見えなくなりました。
大きい猫たちはまだしも、小さいチィたんは地震自体が初体験です。


   

きっとこんなおっきな目になって、どこかに隠れていると思われます。
揺れが少し収まってから、猫たちの名前を呼んで辺りを探してみましたが・・
だいぶたってから、まずタビくんが妙な鳴き声をあげながら姿を現わしました。


   

この写真はいつもの落ち着いたタビくんですが・・
(先日久しぶりに体重を量ったら6,2キロまで体重が復活していました)

すっかりおびえていて、私が近づくと怖がってどんどん逃げていきます。
遠くに離れて名前を呼び続けたら、ようやくそろそろと身体を低くして
やってきましたが、触られるとまた逃げます。
よっぽど怖かったのね。
何もかもが今は怖いのね。

チィたんは夕方近くになってから、小屋の縁の下から出てきました。
おびえていたけど、すぐ抱っこできたので、家の中に連れてはいりました。
ニモは・・・?
帰ってきません。
神経質ボーイの彼のこと。
多分またプチ家出です。


   

「ボクは繊細なのだ」

とか何とか言っている顔ですな。
落ち着けば帰ってくるでしょう。
このヒトは迷子にはなりません。

ミィスケはビョンビョンとどこかに走って逃げていく姿を母が見たそうです。
臆病な彼のことだから、多分家の敷地内に潜んでいるでしょう。

その後の度重なる余震のたびに、チィたんもタビくんもギョっとして
私達の顔を見るのですが、何事もなかったように人間側が過ごしているのを
観察するうちに、あれ?大丈夫かな?と思ったらしく、だんだん気にしなく
なってきました。
特にチィたんは地震に慣れるのが早かった。

雪の落ちる音はあんなに怖がったくせに、少し揺れたくらいでは動じなく
なりました。
ガタガタ音を立てて揺れていても、平気で寝ています。

ミィスケも帰ってきました。
が、やたらと怒って人にかかってくるのです。
落ち着きなくかみついたり、そわそわしたり。
ミィスケの部屋から出ていこうとすると、また暴れたりするので
母が遅くまでミィスケに付き合って別宅にいることに。

で、結局プチ家出のニモくんは3日ほど帰ってきませんでした。
すっかり痩せてしまって、ごはんを食べさせているとまた余震が来て
食事もソコソコにまた家出です。
もぉぉ、この家が悪いわけじゃないんだよ。
どこに行っても揺れているっつーの。

それからは、少し帰ってきては出ての繰り返しで、最近ようやく落ち着いて
きたようです。
本当に面倒くさいヤツです。


   

「お兄ちゃん、まぁリラックスリラックスよ」

小さい子に教えられていますな

そんな訳で、我が家は皆元気で過ごしています。
もう少しで煮しめの頭からボブマーリィの頭になるところでしたが、
近所の親戚の家でお風呂を借りることができて、おかげさまで
今はさっぱりしています。

でも電気温水器の修理はまだまだ先になりそう。
それだって、きっとなんとかなるから大丈夫
さてこれから自転車で、ちょっとお出かけです。
路面は雪が溶けているからOKです。

では行ってきま~す