サラリーマンの気になったサイト

気になったサイト、ツール、読んだ本を紹介。

第六大陸

2005年07月14日 | 読んだ本
小川一水の作品を初めて読んだけど、はっきり言って文章が下手だと思った。ちょっと前に「象られた力」を読んだばかりなんで比較してしまうからなのかもしれないけど、やっぱりイマイチだと思う。
でも、テーマとしては大好きだ。現在の科学技術や社会情勢の延長線上の世界をいかにもありそうな感じで描いているのがいい。
ここ30年で機械技術なんてもの凄い進化したのに、30年以上前に一度だけ月にいったきりでそのあと誰も行っていないというのもなんかさみしいし、どこかの国で行かないものなんだろうか。中国あたりなんか有人宇宙船上げたんだし、行ってくれたら楽しそうだよなあ。さらに言えば国産ロケットが月に行ったら楽しいのに。なんていうあたりをしっかりシミュレーションしてくれているのがいい感じ。

きつい条件の中夢をもって仕事に打ち込んでいる現場のプロジェクトXみたいな熱さがいい。
これぞ日本人による日本人のためのSFという感じ。

2004年「SFが読みたい!」ではマルドゥックスクランブルが1位、第六大陸が2位だったようなんだけど、個人的には第六大陸のほうが好きだな。
ということで、ランキングは第3位ということで
てくりさんにTB)

携帯で音楽聴きながらメール

2005年06月28日 | パソコン
昨日までの準備でminiSDを買い、音楽をケータイに落とし、やっとP901iSを音楽プレイヤーとして使えるようになったので、さっそく通勤で使ってみた。
昨日買ったばかりのソニーのヘッドホンを装着して出勤してみた。電車で暇つぶしにメールを書くことにした。音楽を再生したまま、#の下のマルチボタンを押して→待ち受け画面→メールボタンで音楽を聴きながら同時にメールを送信することができた。さすが音楽ケータイ。
ちなみに、音楽聴きながらメールはSDオーディオでしかダメみたいだった。同じような感じのiモーションの音楽だと聴きながらケータイを閉じるのはできるんだけど、メールはダメみたいだった。
ついでなんで電話の着信も実験してみた。音楽を聴いているときに着信すると、ちゃんと音楽が中断されて着信音がヘッドホンに割り込んできた。ココで俺のニューヘッドホンDR-EX51S10(生産中止で安く売っていた)が活躍。本体を開かずともヘッドホンのボタンを押すとちゃんと着信して、ヘッドホンのマイクで会話することができた。
車に乗っているときに使うと、警察に捕まらずにいいかも。
ソニーのステレオイヤーセット

ケータイで動画再生

2005年06月28日 | パソコン
今日はminiSDの256MBを買ってきて、ケータイでの動画再生に挑戦した。
ちなみにminiSDは悩んだ末、携帯対応、ウォータープルーフ、高速転送6MB/secと書いてあったADTECの256MBにした。同じ値段、同じポイント返還率で他にもいくつかのminiSDがあったんだけど、他にはないウォータープルーフって書いてあったので買ってしまった。ウォータープルーフなんて必要ないと思うんだけど、他に差がないのでしょうがないでしょう。もっとなんか特徴づけできないもんなのかね、メモリって。

と言うことでケータイで動画をみるのに挑戦!と意気込んでやってみたけど、挑戦するまでもなくMobileHackerz Knowledgebase Wikiにあるとおりにやったらできた。

3GPPファイル、音声AAC形式一般設定 動画XviD QVGA高画質15fpsステレオファイルを作って
23分の動画で70MBぐらい、標準画質で23分45MBぐらいだった。
映画一本はもっと画質落とす設定じゃないときついかな。

ちなみにP901iSとパソコンは専用USBケーブルで接続して、メニュー→設定→その他→USBモード設定miniSDモードで転送した。

録画したテレビがケータイで見られるなんて、なんかすげー。じゃあ電車で昨日のドラマとか見るかっていうと見る気にはならないんだけど、手元で再生できるってのがなんかうれしい。人に自慢しよって感じ。

P901iS

2005年06月27日 | パソコン
最近の携帯は音楽プレイヤー代わりになるらしいと言うので、新しいFOMAを買うことにした。本当は今の機種とのつながりもあるから、SHが欲しかったんだけどデカイし高いしということでやめた。で、どうしようかと迷っていたところ、ピカピカ光っていて楽しげで小さいP901iSがあったので、買ってしまった。
付属のCDにある「SD-Jukebox」というソフトを使ったら、手持ちのMP3ファイルもCDも簡単にケータイに落とせて聞くことができた。良い感じ。
でも、この落とした曲を着信音にしようとしたら、これはできないらしい。??なんで!!
どうしてもやろうとしてググってみるとここのサイトがあって、その「携帯動画変換君」というソフトを使ってMP3ファイルを3gpというファイルに変換できた。でもこれをケータイにファイル転送しただけでは着メロとして使えなかった。
さらにググってみると発見したここによると「携帯動画変換君」で作った3gpファイルをいったんWebサーバに置いてダウンロードしないとダメみたいだった。
ということで、自分の古いHPにFTPでアップして、それをケータイでダウンロードしたところ無事、着メロ(本当は着モーション?)として使うことができた。
めんどくさー!!
ということでP901iSなんだけど、SH506より写真を撮るのにキーが多く必要だし、ショートカットとかカスタマイズがないのがイヤなんだけど、T9は結構簡単に入力ができていいかも。
個人的に勝手にパソコンでできると思っていたドットエリアの自作はiアプリでしかできないみたい...めんどくさー。パソコン用ドットエリア作成ツール公開してくれ松下さん。もしくはガンガンカッコいいドットエリアのパターンを提供してちょうだい。

象られた力

2005年06月16日 | 読んだ本
SFが読みたい!2005 日本第1位というので読んでみたが、期待を裏切らない作品だった。

「デュオ」と「夜と泥の」が良かった。
日本人作家のせいか言葉とか表現がすごくきれいだ。文章を読んでいると引き込まれていく感じがする。

SFとしては結構オーソドックスなテレパシーとかテレフォーミングだとかなんで、SF魂を揺さぶられるのはないんだけど、それなしで楽しめた。

「象られた力」「呪界のほとり」に関しては呪文とかいう系なのでどっちかっていうとファンタジーじゃないのという感じがした。どうせ科学根拠なしならマルドゥック・スクランブルのようにもっと派手なほうが好みだな。でも、全体の中身的にはマルドゥック・スクランブルよりこっちが好きだ。

国産SFとしては、いいほうだったのでランキングはこんなもので

象られた力
作者: 飛浩隆
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 2004/09/08

しあわせの理由

2005年05月23日 | 読んだ本
イーガンの「万物理論」ついて書いた記事にSENさんからコメントをいただいたので、「しあわせの理由」のそれそれぞれの短編ってどんなんだっけということで、「しあわせの理由」を読み直した。

そしたらやっぱり、おもしろい!
いきなり読み始めの「適切な愛」で引き込まれて、もう一度全部を読むことにして、やっと最後まで読んだ。(最近電車に乗る時間が短くなったので、読書ペースが落ちている)

二回目に読んでいるので、だいたい落ちとかは思い出せるんだけど、それでも楽しめた。結局イーガンってストリーがどうのっていう読み方より、背景としてちらちらと出る現代技術をそのままに延長すればあり得るかもねっていう未来を楽しんだりするのが楽しいのかなあと思った。

今よりももっと、信仰も生死も快楽も自由に選択が可能な世界で、自分がどうゆう風に生きていきたいのか、それぞれの主人公が選択している物語が、現代風で共感する。
昔の人みたいに完全なる「神」とか「善」を信じられたらいいのにと思いつつ、絶対に一つの「神」とか「善」でみんなが納得できるわけないだろ。と覚めてしまっている自分をイーガンの登場人物に重ね合わせてしまう。

イーガンの登場人物もかなり論理思考の塊のような人物がでるけど、根が理系な自分も結構理詰めで自分の感情を観察してしまう部分があって、そうゆう部分も笑ってしまう。自分の子供をかわいいと思うとき、これは自分の感情か、遺伝子にいいように操作されているかと思ってしまう自分が悲しくなる...

私はSF好きだからイーガンが好きと言うよりも理系なんでイーガンが好きってところが、正しいのかなあと思った。
      >
SENさんへTB

nintendogs

2005年05月11日 | ネット
ニンテンドッグスのすれ違い通信がやってみたくてニンテンドーDSを買った。
3日間会社帰りに通信をONして街を徘徊してみたんだけど、全然すれ違わない。地方都市ではだめかなと思ったら、やっとすれ違った。

柴犬でなんかプレゼントを持ってきてくれた。うちもプレゼント持たせればよかった。しかもすれ違ったおかげで柴犬を飼うことができるようになったようだ。良い感じ。

もっと、すれ違いたい。

信号待ちをしている人の群れに近づくときは、ここですれ違うんじゃないかとちょっと楽しくなる。人ごみがなんか今までと違って見える。面白い感覚。

もっといろんな機器にすれ違い通信が入って、PSPやノートPCや携帯なんかでバシバシすれ違って街全体で遊べるようなゲームができたら楽しいだろうな。

だれが「本」を殺すのか

2005年04月04日 | 読んだ本
なかなか考えさせられる良い本だった。ということで今回は内容がかたいよ。

作者は本を図書館から借りたり、ブックオフから買ったり、ベストセラーしか読まなかったりするような人間は本好きとはいえないと思っているようだが、どうも全く私とは「本」というものの考え方が全く違うようだ。

著者以外の本を作り、流通させ、読者に届ける人たちにはかなり詳細に書かれていてとてもためになったんだけど、本当に肝心な本を著す人と読む人について書かれていない点が足りないなと思った。
私の場合技術系の本、資格の本なんかは買うが、娯楽としての本はブックオフで文庫を買うとか、図書館で借りるのがメインで、好きな作家の文庫だけAmazonかbk1で買ういう生活だ。(電車でしか本は読まないので、片手で読める文庫のサイズが重要。京極夏彦は腕が痛くなるのでダメ)
今回の「だれが「本」を殺すのか」もブックオフで発見して買ったし。

本を読む側はより安く、よりいろんな形態(電子ブックや文庫や)で、いつでも好きな本を手に入れたいと思っているのはわかりきったことなので、書く側の人が今の状況をどう思っているのか聞きたいと思った。

あと、さらに続編としてブログと本という新しいつながりについても書いて欲しいと思った。実際この数ヶ月本を選ぶのに、ブログで紹介された本を多く読んでいるけど、ブログで話題になっていたり、ブログで薦められた本を読むとかなり自分に合った本が読める可能性が高いことがわかった。

まあ、私の場合は電車と言う限定されてた空間でいかに時間を有効に使えるかということで本を読んでいるだけなので、PSPを買って十分便利だったら、PSPで映画とか好きなテレビでも見る可能性は十分あるんだけどね。(やっぱり本当の本好きじゃないって言われそう...)

コモンズとか青空文庫にもちょっと触れられているので、IT系の人も読んでおいたほうがいいと思うということで、ランキングはやや高めの現在6位ということで

だれが「本」を殺すのか〈上〉
作者: 佐野真一,
メーカー/出版社: 新潮社
発売日: 2004/05

花粉症ににがり+グァバ茶が効く

2005年03月31日 | BLOG
5,6年前から花粉症で困っていたんだけど、今年やっと自分の体質にあう花粉症対策を発見した。

にがりは去年から飲んでいて、あの花粉症独特の水っぽい鼻水が止まっていい感じだった。
でも、にがりでは目の痒さが止まらなかった。

今年は新しい発見で、グァバ茶を飲むと目のかゆみが止まることがわかった。
ということでペットボトルにグァバ茶を作ってそれににがりを20滴ぐらい入れて、家や会社でちょっとづつ飲んでいると、まるで花粉バリアができたみたいに花粉症が治まってしまった。


花粉症に悩んでいる人は一度試してみて欲しい。
とはいっても知り合いにこれを教えても効いたと言うのは私の父親だけなので、私とおんなじ体質の人にしか効かないんだろうとけど。

うちの妻も一緒にテレビやら雑誌やらの花粉症に効く食材を試しているんだけど、まだいいのが発見できていない。

ブログではレーズンが効くといってたのもあったので今度はレーズンを試してみようかな。

Googleデスクトップ検索。速っ!

2005年03月18日 | パソコン
Googleのデスクトップ検索をインストールしてみた。

インストールしてからインデックスを作るまでは40分ぐらいかかったかな。

で、さっそく検索してみると自分のパソコンの中のファイルがサクサク検索できる。速すぎ。

とても今までのXP標準のファイル検索に戻る気にはなれない。

今までに作成したWord、Excelファイルやメールの中身の文章まで高速に検索できるので、かなり重宝するかも。

5年も前のメールの文章がいきなり引っかかると、懐かしいのやら恐ろしいのやら。これも便利と言うのかなあ。

http://desktop.google.co.jp/

ちなみに、IEの履歴は検索されるけど、Lunascapeの履歴は検索できないみたい。