サラリーマンの気になったサイト

気になったサイト、ツール、読んだ本を紹介。

Lunascape2

2005年02月20日 | ネット
最近Lunascape2を使っている。

いろんなタブブラウザを試したんだけど、当分これで落ち着きそう。

タブブラウザ遍歴
 Opara7:はじめてのタブブラウザ。軽さが良かったんだけど、広告が邪魔でやめてしまった。
 Sleipnir:履歴機能がなくってイヤになった。
 FireFox:やっぱりまだまだIEでないとうまく動作しないサイトがあっていちいちIEに戻ったりがイヤで挫折。
結局Lunascape1.4を時々使っていたんだけど、2.0が出たので、家でも会社でも全面的にLunascapeに乗り換えた。

ブログをやっていると、書いている時にググりたくなって、ついググると編集中の文章が消えて面倒くさくなり、更新しなくなると言うことを誰しも経験したことがあるはず。(?)
その点、タブブラウザはググるたびに新たなタブが開くのでとっても便利。ブロガーおすすめです。

ついでに自分のおすすめLunascapeの設定。

☆ダブルクリックでタブを閉じる
  ツール→Lunascapeの設定
  →タブ設定→マウス操作→ダブルクリック→「現在のタブを閉じます。」
 ◎タブがいっぱい開くのでこれで簡単に閉じられるようになります。

☆デフォルトの検索をGoogleにする
  ツール→Lunascapeの設定
  →ツールバー→検索バー→Google日本語
 ◎gooで検索するとスポンサーが先頭に来てウザいので。



屍鬼

2005年02月20日 | 読んだ本
ハリウッド映画のように善と悪みたいなはっきりとした軸がなく、人によって「屍鬼」に関しての視点がいろいろと出されていて、その辺が小野不由美らしいなと思った。

しかし、その分感情移入がしづらく(主人公の静信は自分で自分がわからない人だし)楽しめなかった。もう少し感情移入しやすそうな(たとえば夏野とか)キャラを中心に「屍鬼」を倒す爽快感とか、「屍鬼」の悲しさとかどっちかに軸を置いてくれたらもっと気持ちが楽になるのに。どちらも可愛そうで、読んでいてつらかった。
ブラッドベリの「火星年代記」の厳しい版って感じかな。

でも、生きること、死ぬこと、その中間にあることといったテーマは大好きなので、読んでよかったと思った。こうゆうのが好きな人はぜひ一度読んでおくべき本だと思う。

正直言って自分の好きなツボとはちょっとズレているので、読後ランキングは抑え目です。

屍鬼 1(新潮文庫)
小野不由美著

出版社 新潮社
発売日 2002.02
価格  ¥ 780(¥ 743)
ISBN  410124023X

ストリート・キッズ

2005年02月10日 | 読んだ本
少年ハードボイルド物なんだけど、かなりはまった。
もともと、ハードボイルドは好きなほうなんだけど、キャラや趣味がおっさん過ぎて感情移入しづらいものがあったんだけど、これなら大丈夫。
まあ、あまりにもアメリカのジャンク趣味過ぎる感じもするが、囲碁を趣味にしている
私立探偵よりは多少感覚が近いような気がする。

残念なのはところどころにアメリカのドラマのキャラとかを使った表現があるんだけど、その辺が良くわからない。でも、大体の雰囲気はつかめるからOKでしょう。
テンポ良く出てくる毒舌表現の間に、若者らしい感覚がにじみ出るところが良かった。
さすがに「このミス98」1988~1997 10年間のミステリ第2位ってところでしょう。
ということでランキングは高めです。

ストリート・キッズ(創元推理文庫)
ドン・ウィンズロウ著・東江一紀訳

出版社 東京創元社
発売日 1993.11
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4488288014