イーガンの「万物理論」ついて書いた記事にSENさんからコメントをいただいたので、「しあわせの理由」のそれそれぞれの短編ってどんなんだっけということで、「しあわせの理由」を読み直した。
そしたらやっぱり、おもしろい!
いきなり読み始めの「適切な愛」で引き込まれて、もう一度全部を読むことにして、やっと最後まで読んだ。(最近電車に乗る時間が短くなったので、読書ペースが落ちている)
二回目に読んでいるので、だいたい落ちとかは思い出せるんだけど、それでも楽しめた。結局イーガンってストリーがどうのっていう読み方より、背景としてちらちらと出る現代技術をそのままに延長すればあり得るかもねっていう未来を楽しんだりするのが楽しいのかなあと思った。
今よりももっと、信仰も生死も快楽も自由に選択が可能な世界で、自分がどうゆう風に生きていきたいのか、それぞれの主人公が選択している物語が、現代風で共感する。
昔の人みたいに完全なる「神」とか「善」を信じられたらいいのにと思いつつ、絶対に一つの「神」とか「善」でみんなが納得できるわけないだろ。と覚めてしまっている自分をイーガンの登場人物に重ね合わせてしまう。
イーガンの登場人物もかなり論理思考の塊のような人物がでるけど、根が理系な自分も結構理詰めで自分の感情を観察してしまう部分があって、そうゆう部分も笑ってしまう。自分の子供をかわいいと思うとき、これは自分の感情か、遺伝子にいいように操作されているかと思ってしまう自分が悲しくなる...
私はSF好きだからイーガンが好きと言うよりも理系なんでイーガンが好きってところが、正しいのかなあと思った。
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SENさんへTB
そしたらやっぱり、おもしろい!
いきなり読み始めの「適切な愛」で引き込まれて、もう一度全部を読むことにして、やっと最後まで読んだ。(最近電車に乗る時間が短くなったので、読書ペースが落ちている)
二回目に読んでいるので、だいたい落ちとかは思い出せるんだけど、それでも楽しめた。結局イーガンってストリーがどうのっていう読み方より、背景としてちらちらと出る現代技術をそのままに延長すればあり得るかもねっていう未来を楽しんだりするのが楽しいのかなあと思った。
今よりももっと、信仰も生死も快楽も自由に選択が可能な世界で、自分がどうゆう風に生きていきたいのか、それぞれの主人公が選択している物語が、現代風で共感する。
昔の人みたいに完全なる「神」とか「善」を信じられたらいいのにと思いつつ、絶対に一つの「神」とか「善」でみんなが納得できるわけないだろ。と覚めてしまっている自分をイーガンの登場人物に重ね合わせてしまう。
イーガンの登場人物もかなり論理思考の塊のような人物がでるけど、根が理系な自分も結構理詰めで自分の感情を観察してしまう部分があって、そうゆう部分も笑ってしまう。自分の子供をかわいいと思うとき、これは自分の感情か、遺伝子にいいように操作されているかと思ってしまう自分が悲しくなる...
私はSF好きだからイーガンが好きと言うよりも理系なんでイーガンが好きってところが、正しいのかなあと思った。
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SENさんへTB