読み聞かせのアップをさぼっておりましたね。
昨日は今年初の読み聞かせでした。
「こやたちのひとりごと」 谷川俊太郎/文 中里和人/写真
私が選ぶ中ではちょっぴり毛色のちがう作品ですね。出てくるページすべてが小屋の写真です。でも・・・・おもしろいんですよ。これが!!味のある小屋と云うか、ちょっと住んでみたいとさえ思わせるほどオシャレに見えるのです。この方「小屋」をテーマに他にも本を出されたり、作品展もされているようですね。
子どもたちは不思議に感じたかもしれませんが・・・・
「さんまいのおふだ」 松谷みよ子・遠藤てるよ
どこかの囲炉裏端で聞きたい感じのむかしばなし。方言なのでイントネーションがむずかしかったですね。まっ「だいたいこんな感じか~?」でやってしまうわけですが。(笑)お札の力をかりて、恐ろしい山姥から逃れる・・・・。くりかえし言葉の掛け声やお話のリズム、期待どうりに待ってましたのオチもあり、子どもたちも楽しんでくれたようです。
溜まっていた去年の分も一緒に紹介しておきます。
10月 「天女の里がえり」 君島久子・文 小野かおる・絵
11月 「はなのすきなうし」 マンロー・リーフ おはなし
ロバート・ローソン え
12月 「アンナの赤いオーバー」 ハリエット・ジィーフェルト ぶん
アニタ・ローベル え
長めの絵本1冊だけ・・・が続きましたね。
「はなのすきなうし」は本当に古典といってもいいくらいのスタンダードな作品ですね。私も大好きな一冊です。題名どうりに牛のお話ですが、人間の世界に置きかえてもとても大切なことを伝えていると思います。
「アンナの赤いオーバー」はクリスマスの時期がくると手にとりたくなる絵本です。戦争を時代背景にした中で人とのつながりやコミュニケーションの取り方、手仕事の大切さやモノが作られていく工程などていねいな内容のおはなしです。
この本を読む時はいつも赤い羊毛フェルトと簡易織機で赤い毛糸を使った織物も持参するのがいつもの流儀。