解き放つ・・・

　



　「はめを外さず生きてるとたまになりたやコンナヒト！」



　新柄・ほのぼの手ぬぐい。

　ほら、そこの頑張っているあなた！

　ときには自分を解放してあげましょうね～。

　いいの・いいの・・・・・たまにだもの。




　羽目を外してばかりだと・・・・その後必ず「ツケ」がくる！（怖！）

　バランスをとることも年齢を重ねて上手くならなくてはね・・・・・・。





　

娘をみていて感じたこと

　



　ごめんなさいね～驚かれたでしょう？

　娘が出かけた後の洗面所・・・・・

　初めて見つけた時はもう仰天！！「ゲッ・こんなところに毛虫？」と思いましたもの。

　よ～く見てみて納得（？）

　つけまつ毛ね・・・・・（溜め息まじりよ・・・・）

　私の暮しのアイテムには存在しないものですもの・・・・・

　つい物珍しくって・・・・・たまにツンツンつついてみたりも致します。

　普段のメイクにはありえないものだと思っていたのに・・・・・

　今どきの女子メイクでは必需品らしいです・・・・。

　（あなたの母は成人式・結婚式で体験しただけよ。しかも自分では装着できそうもないわ。）





　新しい学校・アルバイトと娘の生活を眺めていて・・・・・

　出会ったすべての人たちに育ててもらっているのだなと感じているこの頃です。



　とくにお世話になっているバイト先では、いろいろなことを教わっているようです。幅広い年代の方から細かなアドバイスを受け接客業務をさせて頂いております。毎回失敗をやらかしているらしいのですが・・・・・どの方も精神面からのフォローの仕方が素晴らしいと感じております。

　よく「人様に育てていただく」と申しますが・・・・本当にそうだと実感しています。親として同じ意味のことを言ってきたつもりでも、その時には伝わっていないことも正直ありましたもの。それがね～他の人の口から伝えられると・・・・心に響く言葉になるらしいのですよ・・・・。

　関わってくださるすべての方に感謝しています。



　はたして・・・・よそ様のお子さんと関わった時、私はちゃんとできるのかしら？

葉桜のひと

　


　嬉しいと思える出来事がありました。・・・・・ほんとうに。


　きっかけは図書館で手にとった一冊の本から。

　「すてきなあなたに5」大橋鎮子著。暮らしの手帖のエッセイをまとめたものなのですが、なかなかゆっくり読むことができずにおりました。忙しさを抱えている時に読むのは気が引けてしまう・・・・。私にとってはそんな上等な一冊なのです。

　その本の中に娘がお世話になった方の奥さまのことが書かれていたのです。お会いしたことのない女性・・・・（娘曰く「すっごくキレイな奥さんよ～。」）なのですが、以前どこかの工芸展で作品を拝見して素敵な作品だな～と感じたことを憶えております。

　作風や制作への想い、そしてお父様が残された道具のお話。何だかしみじみとした気持ちにさせられてしまい・・・・。

　いいな～と思った作品・それを作られた方が知り合いの奥様だと云うこと・そのお話がお気に入りの本におさめられていた喜び・・・・私の中で点と点が繋がり素晴らしい出来事となりました。

　この気持ちを伝えたくてつたない葉書までかいてしまい・・・・。


　後日、和紙にしたためたお礼のお手紙を頂戴し、書かれていた内容にまた感激する有様です。春一番好きな言葉は「葉桜のころ」（大好きだった鷺沢萌さんの作品にも「葉桜の日」というのがあったはず・・・）「葉桜の候・・・・・いつかきっとお会い出きる日があるような気がします。」





　大好きな言葉「葉桜のころ」

　これからはこの季節が訪れる度に必ずこの方を思い出すことでしょう・・・・・。

　偶然がつくりだしてくれた幸せを感じた葉桜のころのおはなしひとつ。

ギャラリー瑞庵「戸出克彦・亜子二人展」

　



　二人展のご案内です。今回は富山県井波の瑞泉寺門前通りにある「ギャラリー瑞庵」さんです。リニューアルオープンにあわせた企画展となりました。2Fの和室が会場です。落ち着いた雰囲気でお楽しみ頂けたらと思います。


　　　「戸出克彦・亜子二人展」

　　　　　　　　2010.4.23（金）－5.12（水）　　（会期中は無休）

　　　　　　　　　　10:00～17:00　　　　　　　　（最終日は16:00まで）


　　　　　　　　　　ギャラリー瑞庵　〒932-0211　富山県南砺市井波3105（八日町通り）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　tel 0763-82-6060



　　写真は手ぬぐい・・・・に手作りの値札。作品に値札シールを貼ることに、いつも戸惑いを感じておりまして・・・・。ほんの少しの私のこだわりです。

その3

　



　ようやく気温もすごしやすくなったようです。薄皮をはぐように着ているものも少～しずつとりのぞいております・・・・。（これっ・結構勇気がいるのよね～。私の場合。）

　冷たいものを額に受けながらも、ゴミ出しついでにプチ散歩。ほんの少しのあいまでも菫を眺めたり、山帰来の青い小さな蕾をみつけることができるのです。頭上では最近ちゃんと啼けるようになったウグイスが仲間どうしで呼び合っている・・・・。

　そんな空間に身をおくと気持ちがどんどん穏やかになってくるのがわかります。なんとも贅沢な環境ですね。感謝とともにある・・・・私の立て直しその3です。



　散歩のおみやげにアケビ一枝。

記憶・・・・。

　



　その3といく前に・・・はさみます。


　世帯主がビジネスマンというわけではないので、ワイシャツにアイロンを掛けるという行為があまりありません。それでも個展や会議、数日間家を空ける時など・・・・・・。このような状態になりまして・・・・・。

　いえ、アイロン掛けが嫌いなわけではないのです。ただただ、ワイシャツのアイロン掛けが苦手なのです。喜んでシャツを買ってくる方（土人）は良いのですが・・・・コットン100%って！アイロン掛けは必然でしょう～？スーツだもの・・・・。

　「形状記憶！形状記憶！！」と念を押すのですがね・・・・。

　ど～して憶えられないのかね～。

　「形状記憶」って！

　妙～に反攻してくるわ～。




　昔の少女神話のごとく・・・・・。

　そう、あれ！

　いつもポケットにはきれいにアイロンを掛けたハンカチが入り・・・・・。（しかも私の場合、里中満知子作「アリエスの乙女たち」の影響故、紳士物のハンカチだった。）ボタンが取れた時のために携帯の裁縫セットを持ちましょう。・・・・etcと云うあれです。

　御多分にもれず・・・・・神話に影響された少女時代を通っております。制服だのハンカチだの、せっせとアイロンを掛けておりましたもの・・・。

　だからね、嫌いじゃないのよ。アイロンは！



　私の場合・・・・・フラットなもの、四角い物をお願いしたいわ・・・・。

その2

　　　手ぬぐい新柄「春に戸惑う狐」



　前回の続き事。


　私がみつけた心（イライラのいらつき！を静める。）の立て直し・・・・その2です。

　何だかもの足りない時・・・・CDをかけながら家事や仕事をこなしているのですが、ある日、数少ない手持ちのクラシックを流してみたら・・・・・。

　知らず知らずのうちに荒れた心がゆったりと穏やかな状態に変わっておりました。と云う自分の変化にちょっとびっくりしたことがあります。音楽のちからを感じた出来事でもありました。



　それからというもの・・・・・

　自分で立て直し方がわかっている幸せとでもいいましょうか・・・・

　激しい憤り（原因は土人・・・95%）を抱えると、すぐさまクラシックのCDに手がのびるという行動をとっております。




　ここ最近・・・・毎日流れております・・・・クラシック！

　いえ・・・・大事が起きたわけではございませんの・・・・。

　ただ・・・・・何か、根底に抱える大きな爆弾・その発火装置に火が付くのを静めているのでございます・・・・。（笑）






　それからクラシックではございませんが・・・・・

　サックスの音色が好きです。

　
　凛　　「夜景の綺麗なホテルのバー、サックスの演奏流れる中で口説かれたら・・・・

　　　　　絶対に堕ちる自信あるわ～。」


　娘　　「ハイハイ、好きにして！」

　　　　「今後の人生で絶対にありえんシチゥエーションやけどね！」


　凛　　「・・・・・・御尤も！」




　

　

その1

　



　椿を愛しておられる方から頂戴しました。

　黒椿・侘助・あけぼの・・・・たくさんの種類をお持ちのようです。

　さてさて如何いたしましょう・・・・。



　玄関では


　



　ポコポコまん丸、満開の桃がお出迎え。（こちらの桃も頂き物です。）



　



　廊下のかどには咲き始めた小手毬も・・・・

　どちらにおさまりつけようか・・・・？



　ぐるっと見回し・・・・はい・きまり！



　



　教室脇の階段ギャラリーに並べてみました。

　会員さんにも楽しんでいただきましょう。




　ちょっとした朝のつまづき事やざわついた胸の内・・・・・・

　花を愛で、花にふれていると、いつの間にかそんな心が静まっていることに気づきます。



　私がみつけた立て直しの方法・・・・その1です。



　

桜づくし・・・・

　



　春だというのに・・・・・・

　ストーブを焚いて暖を取り、セーターを着こんでいる日々

　何だかウキウキしていたものまで削がれていきそうですね・・・。




　玄関先を飾ってくれていた桜も昨日でみおさめ、チップに刻んで草木染めにいたしましょう。

　朝食の後片付けをしながら、桜を煮出します。これがね～本当にいい香りなのですよ。鍋をのぞき込むと、それはまるで桜のスチームを浴びているようです。からだ中に桜の香りがしみ込んでいく感じ・・・・。



　先日読んでいた本に桜にまつわる言葉が出ていました。


　「花ぐもり」「花冷え」「花がすみ」「花あかり」・・・・日々の暮らしの中のことを日本人は素敵な言葉をみつけ、ちょっぴりマイナスな気持ちさえも楽しめるように工夫する。そうか・・・・と気づかせてもらいました。

　それから新しく出会ったのは「花もよい」という言葉（古文で習ったかも・・・・）

　「花もよい」　　桜の花が咲きそうな気配のこと

　「花いかだ」　　川面に散った桜の花びらが連なって流れていくさま（この題をつけた着物の柄をよく見かけました。木の筏に数種の花をのせて・・・・・てっきり本当の筏のことだと思い込んでおりましたわ・・・・。恥ずかしい！）



　あぁ・・・・五十路にてはじめて知った「花筏」


　お後がよろしいようで・・・・・・・・・・・・・・。











　　　　　　　　

つちびとのいぬま・・・？

　



　土人は東京滞在。その夜は息子も花見とやらで寝袋を抱えて出かけております。


　シメシメ？女ふたりの夕食です・・・・。


　「ケンタがいいな～！」と云う娘・・・・。


　いえいえそれじゃ～あんまりでしょう？（近くにショップもないのよね。笑）


　冷蔵庫の合挽き肉で「そぼろ弁当」を提案しつつも・・・・・娘に押されて「ハンバーグ」となりました。（結構手間かかります・・・・。）


　それでもどこかで手抜きは致したいもので・・・・


　サラダにスパゲティー・ハンバーグ・・・・・・・すべてワンプレートにおさめます！！


　あっという間に片づけ完了～。




　写真は翌日、息子が作った昼食です。


　海苔を散らして和風と思うでしょう？


　豚バラやカマンベール・・・・高カロリーが潜んでおりましたわ。


　（朝から娘とピザ一枚を食しておりまして・・・・これでもかのメニューです。）


　

　　　　　　　新作手ぬぐい「ひとり酒」



　せっかくの桜の季節・・・・

　散りゆく桜を眺めてのひとり酒でも楽しめばよかったかしら・・・・・。

　ちょっと後悔しております。

　（土人は本日御帰還。）