Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

ボランティア_@Our Daily Bread

2013-01-29 13:50:23 | daily life
今日の朝はシンシナティのダウンタウンにある、
Our Daily Breadというホームレスや低所得者の人に食べ物を提供している、
施設にボランティアをさせてもらった。
その食べ物は無償で、様々なところから寄付をしてもらっているらしい。
またNPOということで資産も多くないので、
20人ぐらいの中の半分はボランティアだった。
一日に平均450皿の昼食を無償で提供しているみたい。

僕の到着した朝の9時からもうみんなその施設のオープンを待っていて、
オープンと同時に人がその場所になだれ込む。
でもそこには確かに落ち着きと秩序があった。
みんなしっかりと列に並んで、自分の食券を受け取り、
そして食べ物をよそってもらい、そして席について食べる。
10人に9人は黒人だったのを覚えている。

僕はそこでのボランティアは始めてだというと、
所長が出てきて僕も含めて3人の新しいボランティアに
何をするのかを説明くれた。
僕の仕事はバイトでいうウェイターのような感じだった。
みんなの食べ終わった食器をさげる、とても単純な作業だった。
9時半になると職員とボランティアが一緒に手をつないで、
一人の男性の聖書の音読をきき、その後にみんなで何か唱えていた。
僕には何を言っているのか全く分からなかったけど。

そして仕事が始まった、
以前に札幌のホテルでウィターとして働いていた時ぐらいの回転率で忙しかった。
でも食器を片付ける時に、笑顔で「ありがとう」というと大抵の人は笑顔を返してくれた。
みんなすごく素敵な笑顔をしていた。
何度かアジア人を見かけるのが珍しいせいか、目の前のカンフーの真似をして笑わしたり、
ヤス、ヤスとよんで好意的に接してもらった。

その場所には僕が想像したホームレスや低所得者の
”闇”や”ネガティブなオーラ”はほとんどなかった。
もしかしたらそれは僕が彼らの表面しか見てないかもしれない。
また時間を作ってぜひボランティアにきたいし、
今度はもっと彼らと本音で話したい。





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