未だ、雨は降っていない
お姉さんが、篭を積んでやってくるのは2時ごろ。
それまでは、レザーの財布に取り掛かる。
私の札入れだけど~、刻印を打って失敗した表に 中は細工をしたものを縫い
付けようとしているものです。
普段は、中の部品は作ったものを取り付けるだけなんだけど~
全部手作りです。
あんまり革がゴツイと、ボタッとして不細工
ナントカならんか~ と、中の一部は薄い革にした。
糸で縫うと淵が見えてオカシイから、テープで巻いて行く事にした
小銭入れも、見えないところは小さくして糸で縫った。
カード入れと札入れも綴じた。
あとは、淵をテープで巻くだけ・・・という処で2時
お姉さんから「もうスグ着くよ」と
表に出て待って、2台で『ミヤカグ』へ
イッパイ作って来てくれたので、そのまま持って行きました。
お姉さん共々、ご主人に挨拶をして帰りました。
次は~?
カラオケの先生のお宅です。
お姉さんも、カラオケのスタジオを持っていて教えているのです。
その先生と逢うのは、20年ぶり??だとか
先生が、私の顔を見るなりズバズバ言い当てる 言葉に
ビックリしたのは勿論 だけど、気持ちまでイチイチ解る人に逢うのは
初めてで 思わず!涙がチョチョ切れた。
へ~~ 世の中、マンザラ捨てたモンジャないね
「来たついでに歌を聴いてあげよう。悪い所を直してあげた方がいいでしょ?」
と、お姉さんは恥ずかしそうに歌った。
久し振りに、演歌を聞きました。
「私は、演歌はよくワカラン」と、言ったら~
先生が「もう、イッパイ辛いものを見てきたからょ!」って
本当にストレートに言い当てる人に逢ったのは、初めて
ダテに苦難を経験したモンじゃないんだね?
苦労無しのノー天気で「演歌」を歌うのは口先だけ??だって・・・
「あなたのこと気に入ったよ! いつでも遊びにいらっしゃい」と、
見送られて、夕闇の中を帰って来ました。
ズぅ~~~ッと前に、嗅いだような? 甘い危険な香りの時間だったような・・・
でも、オモシロそうだから~ また、行ってみようかな?
スゴイ素敵なカラオケスタジオで、音響も
こんな場所も嫌いじゃないんだよね?
演歌の気持ちも教えてもらった気分?で唄っていたョ
唯一気に入っている演歌、題名は??ケド 今度 歌ってくださいね
と、厚かましくも言ってしまった!
ミヤカグに納品の籠は~、合計29ヶです。
4000円: 2ヶ
3500円: 1ヶ
3000円: 4ヶ
1000円:15ヶ
500円: 7ヶ 上の写真は500円の籠です。