朝5時半に起きて、バタバタと支度して出た。
前の日に、用意をしていてもアレコレしている内に時間が経った。
曇った空を眺めながら、玉島インターまで。
そこから、チボリ方面へ行って反対へ曲がり着く。
ちょうど9時で、あと、1時間半は余裕時間があってホッとした
見ると、本当に?亡くなりお棺の中で眠っている・・・
まだまだ、信じられない
だって、今月初めに東北へお兄さんと、お姉さんを乗せて旅したばかりだと言う。
何で~って、いう想いでイッパイです。
「どうして?」と聞くと、疲れて車から下りるのも出来ないくらいだった!と。
ソレで、車の中で寝たらしい。
夜中に起こしに行っていれば~?と、思わないでも無いけれど
それも運命だったのかも知れない・・・
自営なので、葬儀の合間も銀行の取引名義の続行手続きやら、何やらで~、
奥さんも疲れきっていた。
でも、良くしたもので社会人の子供たちが手分けして処理してくれて助かったと
感謝だった。
いい子たちを残して、早々と逝ってしまった
献花をして、お別れをする時「この子達を見守ってやってくれ」と~
奥さんのお母さんが叫んだ。
皆は、ドッと涙に暮れた
働き過ぎて??眠るように亡くなったって、ナントいうことかしら!
病気も誘引していたのであろう?事かも知れないけれど、そんな死はイヤだ。
かわいそう過ぎるじゃあないの~!?
ソレで結局、会社をタタムことになるんでしょう? 何の為の死?
虚し過ぎる、空し過ぎ!
アレだけ命張って来た事なのにって、腹立ちを何処に向ける事も
出来ないじゃないの?!
ァ~!、まだまだ途中だったんだよね?
ツイこの間、取り寄せた黒豆をどうするん?って、義兄さんが途方にくれてる。
御節の予約も取っているのに、何処にどうしていいんだか?解らないって。
人の死って、そんなもの?
死んでしまったら、終わり?なのか あ~
焼き場に着いても、ガラス越しに皆泣きながら焼却炉に見送ってそのまま残る。
お義姉さん、奥さんは帰って待つことにして帰って行きました。
骨になった、やっちゃん。
順に足の小指からくるぶし、膝、骨盤、胸、鎖骨、咽喉仏、上あご、頬、頭蓋骨。
身内から拾い始めて、私はくるぶしを拾った。
また、娘や息子と親の義兄さんが咽喉仏の後、上あご、頬骨を骨壷に入れ蓋が
閉められた。
秀君の時は、身内一人しか入れなかったからソレは出来なかった。
ジゎ~っと、ナントもいえない感情がこみ上げてくる。
これは誰の?
明日からは現実で、正月に顔を合わせる事も無い?
あ~!現実なんだね。
秀君の葬儀の時の『あの顔』が思い出された。
皆が悲しみにくれていた時に、励ました『あの顔』は もう居ない。