サファイア

日記です。

モジリアーニ展

2006-06-24 19:16:54 | 趣味

ひろしま美術館へ1時頃着いた。
先週行く予定だった、アメディオ・モジリアーニ展に行ってきた。
2時からの上映に間に合うように。
ジョアン・ミロの子供が描いたような絵やユトリロ、ビュッフェ、クールベ、
それから、オーギュスト・ルノワール、ロートレック、ゴ-ギャン、ゴッホ
ムンクなど等、一通り観た。
さあ、モジリアーニとその仲間たち。
イタリア北西部の生まれで、ユダヤの貧しい家に育った。
彼の生涯の影響は生い立ちから受けている。
その時代にフランスに集った「仲間たち」がどんな人生を送ったか。
ハンサムなモジリアーニとピカソの画家としての戦い。
そして、それぞれに尽くした女たち。
アル中のユトリロを救ったのは親友だったモジリアーニ。
絵を描く事で、アルコールを忘れようとした、ユトリロ。
恋人はモジリアーニとの娘を捨てる覚悟で尽くし、愛を得る。
モジリアーニとピカソはことごとく挑発しあう。
ピカソは死に際、モジリアーニの名を呼ぶだろうと言い残して
モジリアーニの死後、妻は2人目を宿したまま飛び降り自殺した。
ユトリロはその後、絵も売れ出し裕福な人生を送った。
ピカソは死の床で、モジリアーニの名を呼んだ。
というような映画だった。
彼の僅か、35年の短い人生は幼い頃からの結核が要因だった。
医者に診せる金も無く、ピカソに頼ったと。
余命1年と言われ、やっと恋人を妻と認めた。
最期の絵は、妻のお腹に2人目がいる姿です。
その瞳には魂が入っていました。
モジリアーニの絵には、何故か目の玉が無いのが不思議でした。
これで、やっと謎が解けました。
コメント
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