個々の選手が十分な能力を持って、自立している場合には、必ずしも絶対条件ではないのかもしれませんが、一般的にチームスポーツには、ヘソとなる選手がいます。
サッカーであれば、MFのトップ下やボランチなどの選手がそうした役割を担うことが多いようです。ラグビーだったら、スタンドオフやナンバーエイトがそんな役割を担うことが多いです。
野球の場合は、サッカーやラグビーのような流れの中で点をとるスポーツではないので、若干異なりますが、やはり支柱となる選手がいることが多いですね。守備であれば、センターラインの捕手や遊撃手、攻撃ではやはり3番、4番といったクリーンナップですね。
そういう意味では、今年の散ドラは、捕手で4番のシュウヘイがキャプテンに就任し、形の上ではヘソとなり得る存在となりました。あとは、この一年での本人の成長を期待したいですね。
一学年飛ばして、新4年生では、新入団のナオユキが楽しみですね。非常にまじめで、練習で手を抜きません。そして、新入団にもかかわらず、同級生たちから一定の信頼を得ているように見えますから、今後ヘソとなってくれるのではと秘かに期待しています。
では、その間の新5年生はどうでしょうか。上下の学年に比べ、6人と比較的たくさんいて、しかも運動神経がいい子が揃っています。試合でも中心となって活躍した選手が多くいます。しかし、ヘソという観点で見ると、今のところ???という感じです。
そろそろ、自覚をもって練習、プレーをしてくれないと、少し気が早いかもしれませんが、来年、6年生が卒団してしまってから、「さあヘソなしでどうする」となって慌てることになります。今年の練習、戦いぶりの中では、ヘソの兆しも探していきたいですね。
余談ですが、横中野球部もいまいちヘソが座っていないようです。野球の実力、外見では、キャプテンはその資質十分に見えていましたが、必ずしもそうでもないそうです。うちの倅、カズマ、マーの副キャプテンも、帯に短し襷に長しということで、先生がたを嘆かせているようです。
中学野球は、新年度を迎えたらあっという間です。今から一人のヘソを待つという悠長な時間はありません。一人ひとりが少しずつ自覚を高め、総合力を高めていくしかないでしょうね。そんな中で、キャプテン、副キャプテンとして、ヘソを期待された面々が、あの場面では彼がヘソとなっていた、というような役目を果たせればいいですね。
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