民主党執行部が苦労して、野党との合意文書を取り付けたのに、菅首相が反対してぶち壊すという前代未聞の醜態を演じました。しかし、当の本人は、自分の退陣を先延ばしできた高揚感で、また愚にもつかないことを口にしたそうです。
曰く「これで次元が変わってくる。郵政の時のようになるぞ」ですと。自分勝手で、他人の気持ちを斟酌しない菅直人は、小泉元首相の乾坤一擲の郵政解散を劇場型政治と切って捨て、国民もそれに簡単にだまされる愚民と理解しました。
そして、自分ではそれを真似たつもりで、唐突に目新しい政策をぶち上げて、国民の歓心を買おうと努めてきました。消費税も、TPPも恐らくそういう意図でした。しかし、菅の理解している通り、国民が愚民だったら、彼の思惑通りにいくはずだったのに、うまくいきませんでした。
それは、小泉元首相と菅直人が決定的に違う点があるからです。小泉さんにはやるべきことがあり、菅ちょくとにはやるべきことがなかったということです。そして、小泉さんには私心がなく、菅曲人には私心しかなかったということです。
その違いは愚民である国民はよく分かっているのに、菅だけは相変わらずそれを理解していないものだから、愚にもつかない被災地視察や、風評被害撲滅キャンペーンで「これ食べて大丈夫ですか」とやらかしたり、パフォーマンスに余念がありません。
で、このたび、菅くんとしては、追い詰められた中で何とか守り切ったということが、郵政選挙の時のような大攻防として、愚民の目には映っていると思っており、そこに愚民が飛びつき易い再生可能エネルギーを持ち出せば大逆転だ、と思っているようです。
何とまあ短絡的な人なんだろうと思いますし、そんな単細胞男を総理に頂く国民は、ある意味愚民と言えば、愚民と言えますね。
本当にこの人の話題を口にするのも嫌なのですが、この人が居座れば居座るほど、あのニヤケ顔や唇を尖がらせた品性下劣な顔を見れば見るほど、イライラが募るので、ストレス解消をせざるをません。
早く梅雨が明けますように!
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