八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

新聞記事二題

2009年04月21日 22時45分34秒 | プロ野球・高校野球
今日の日経新聞の夕刊に野球関連の記事が二つありました。ロッテのゴタゴタと内川聖一(横浜)についての記事です。
 
ロッテのお家騒動
ロッテをBクラスから優勝に導き、巧みなファンサービスでパ・リーグ有数の人気球団にした立役者であるボビー・バレンタイン監督ですが、今シーズンが始まる前に成績に関わらず今期限りでの契約終了を球団に言い渡されたことが尾をひいています。チームは下位に低迷し、ファンは球団に抗議を続けるという異常事態が続いています。発端は選手補強に関してのバレンタイン監督の越権行為にあると言われますが、真偽は分かりません。また、このゴタゴタと関連するのか分かりませんが、球団職員が大量に退職して業務に支障をきたすという事態になっているようです。
 
一般人である我々に事の真偽は分かりませんが、一つだけ言えることは(年俸5億円が良いか悪いかは置いておくにしても)主役は選手であるべきだということです。ファンがバレンタイン監督を敬愛する気持ちは理解出来ますが、選手そっちのけで監督の応援をするのはちょっとおかしいような気がします。日本人は日本びいきの外国人に対して過剰に親近感を抱く傾向があるように思いますが、今回の件もそんなことを感じます。

内川聖一のすごさ
WBCでの内川の活躍は記憶に新しいところですが、プレッシャーに苦しんだイチローを尻目に思い切りのいい打撃で気を吐いていました。管理人は、それが内川の元々の持ち味なんだと思っていましたが、記事を読むと元々は臆病で、マイナス志向の持ち主だったとか。そういう自分に気づき、チームのメンタル面をサポートするトレーナーと個人契約を結び克服してきたのだとか。野球の技術面でも、元々は前で球をさばいていたのを二軍落ちとヤクルトからの新コーチの指摘をきっかけに、引きつけて叩くバッティングに変えて昨年の右打者最高打率をマークしたのだそうです。
 
それまでも内川選手は知っていましたが正直たいした印象は残っていません。それが昨年やWBCのときには、付け焼刃ではない思い切りの良さと技術を感じさせ、いかにも打つぞという雰囲気を持っていました。球をギリギリまで引きつけて打つというのは、落合博満にも通じますが、ギリギリまで見られるという利点がある反面、スイングスピードがなければ出来ないことであり、確かな技術の裏付けが必要になるということです。WBCでのいとも簡単にヒットにしているような様子もこうした技術があってのことなのです。チームは厳しいですが今年も注目したい選手です。

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