八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

新型コロナウイルス影響拡大!

2020年03月15日 17時43分33秒 | 管理人のこと、雑感

新型コロナウイルス感染拡大が世界中でとどまるところを知りません。WHOもパンデミック(世界的大流行)を認めざるを得ませんでした。

 

発信源となった中国では、中国ならではの国家体制の統制力でどうやら終息に向かっているようです。一方、中国と対極にある自由主義経済圏の欧米での感染が拡大しています。非常事態宣言などを出している国もありますが、中国のような厳格な管理は難しく、封じ込めは微妙です。

 

クルーズ船での感染拡大で、その欧米各国から心配(あるいは批判)されていた日本は、毎日の感染者は50~60名前後と、欧米より一桁少なく、数の上では「何とか持ちこたえている」という専門家会議の発言となってます。これは検査数が少ないからではないかとの疑念も持たれていますが、それでも実際に欧米ほどの流行には至っていないのかもしれません。元々マスクをする人が多く、安倍首相の無計画なイベント自粛要請や学校の休業要請などに、文句を言いながらもある程度従っている日本人の気質が今のところ功を奏しているのかもしれません。

 

濃厚接触者を追えなくなる市中感染が増加すると本格的な流行と言えますが、今のところ、ライブハウス、病院、介護施設、スポーツジムなど特定施設でのクラスター(集団発生)が大半で、こうした点からも「何とか持ちこたえている」と言えそうです。

 

とはいえ、こうしたクラスターを封じ込めるには、密閉空間での大人数での集会、イベントなどは自粛せざるを得ず、コンサートや各種イベントの中止などが相次ぎ、社会・経済的な影響は拡大するばかりです。私の会社でも、事務部門では基本テレワークと言われる在宅勤務が推奨され、営業面でも大きな影響が出ていますが、この新型コロナウイルスの感染拡大を止めないことには根本解決になりませんから、致し方ありません。

 

そして、この影響はスポーツ界にも広がり、Jリーグは試合延期、プロ野球オープン戦・大相撲は無観客試合、高校スポーツも高体連傘下のスポーツの大会はすべて中止となり、高体連に属さない高野連は、選抜大会の開催を模索していたものの、先日遂に中止を決定しました。生徒の安全、他のスポーツとのバランスを考えると致し方ないと思いますが、「甲子園」は高校スポーツでは別格の存在だけに、出場予定だった選手たちの気持ちはいかばかりかと思います。

 

そして、日本以上の感染拡大を見せている欧米では、トップのプロ選手にも感染が拡大し、各団体が開催延期や中止に追い込まれています。こうした状況下、東京オリンピック開催に向け、日本政府や東京都は意欲を見せていますが、世界の感染を封じ込めなければ、開催は難しい状況に追い込まれるかもしれませんね。

 

そして、当然影響は学童野球にもおよび、八王子市からの指導で3月22日まで対外試合・練習中止となったそうです(そして、現在の状況では当然延長されるでしょうね)。散ドラ恒例の親子大会・卒団式も延期もしくは中止となったでしょうか。卒業式ですら、大変な制約を受けるご時世ですから、これまた致し方ないのかもしれません。

 

世の中は「巣ごもり消費」、「コロナ疲れ」などの言葉が躍り、12年前のリーマン・ショック、9年前の東日本大震災になぞらえる向きもありますが、経済的損失は類似しているかもしれませんが、社会の変容の質は同じではないような気がします。しかし、いずれいせよ、このパンデミックが終息した後は、何らかの社会の変容をもたらすのだと思います。

 

それがどのようなものであれ、今はとにかく一刻も早い終息を願うしかありません。そのためには、一人ひとりが出来ることをするしかありません。マスクの着用、高頻度の手洗い・手指消毒、咳エチケット、部屋の換気、大人数の密閉空間を避ける、熱がある時は仕事や学校を休む。こうしたことを一人ひとりが励行するしかありませんね。

 

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